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こいしり (文春文庫)
畠中 恵
文藝春秋 2011-11-10
評価

by G-Tools , 2012/06/05



『まんまこと』の続編です。

町名主の跡取り、麻之助がついに結婚!
前作が全編切なさに満ちていたのに対して、
流れに身を任せ、運命をゆっくりと受け入れていく麻之助の
いい具合が描かれています。

人生はままならない。
けれど、生きている今もまたそれなりに幸せがある。

そんな雰囲気の本でした。

町で起きるささやかだったり、穏やかじゃなかったりする
いくつかの出来事を麻之助と悪友二人が気持ちよく解決していきます。
中には、ちょっと不思議な出来事があったり、
しゃばけ作者らしいお話も。

獣好きな方にも、今回はかわいい3匹の子猫が出てきておススメ。
猫のふにがいいですよ~

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ころころろ (新潮文庫)
畠中 恵
新潮社 2011-11-28
評価

by G-Tools , 2011/12/19


お馴染み、しゃばけシリーズ。
定期的に刊行されることの幸せさ。
いつシリーズが尽きてしまうかとドキドキしながら
新しい話が読めるのをいつも待っています。

今回は、なんと!
若旦那が目の光を失ってしまいます!
そして、光を取り戻すまでの兄やたちの奮闘が
いくつかのお話に分かれ、1冊を構成してます。

今までで一番、よくできているというか、
小説として、構成がすばらしいと思う。
物語の面白さとか登場人物のキャラクターで
ある程度以上、満足して読めるこのシリーズ。
今回は、一つ一つの話のクオリティと
縦軸にある若旦那の目の話との組み立てが天晴れ!

さらに、若旦那が視力を失っていることで、
これまでと違った感じで周囲が描写される。
それがそれぞれの物語をより謎めいて見させているという、
あらゆる点で、巧さを感じました。
偉そうに聞こえちゃうけど、
確実に畠中さんの技量があがっているのだと思う。


ファンとしては、二人の兄やが活躍すると嬉しくなるのだけど、
今回は特に佐助のおもわぬ話があったりと、
二人の頼もしさが存分に楽しめて幸せでした~
あ~鳴家が欲しい。。。

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いっちばん (新潮文庫)
畠中 恵
新潮社 2010-11
評価

by G-Tools , 2010/12/26




久々のしゃばけシリーズ。
ファンには嬉しい一冊かも。

大好きな鳴家(やなり)たちの登場も多いし、
天狗さまのお話もスケールが異なって面白かった。

町の話あり、妖たちの話あり、なじみの栄吉や雛ちゃんの話ありで、
すごく読み応えがあり。
最近あまり登場していなかった若だんなの両親、おたえや籐兵衛も
久しぶりに出てきたし、いつも以上に妖たちが若だんなを慈しんでいるような、
そういう雰囲気がほっこりさせてくれる。

師走の荒れがちな気持ちにはちょうどいい。
あ?鳴家と一緒に寝たい。って、もう鳴家が猫みたいだわ(笑)。

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つくもがみ貸します (角川文庫)
畠中 恵
角川書店(角川グループパブリッシング) 2010-06-23
評価

by G-Tools , 2010/08/16




しゃばけシリーズかと思ったら、また別のお話でした。
最近、若だんな不足でさみしいな。鳴家(やなり)たちに会いたい。

とはいえ、こちらもつくもがみ達が活躍する妖怪ものなので、
似たような雰囲気ではあります。
こちらは、古道具屋兼損料屋、出雲屋を営むお紅と清次のお話。
損料屋とは、家具やら衣類やらを貸し出すお店。
自然、古い道具が集まる商売。出雲屋の中には、100年以上経って
つくも神となった古道具たちがいっぱい。
彼らは決して人間と会話はしないけれど、店の中でわいわい話をするので
お紅と清次はそれを聞いている。
つくも神たちの噂話を聞いて、清次たちが町の不可思議を解決していく。
そしてまた、お紅と清次の間の問題にもつくも神たちは興味津々で・・・


根付や屏風、水彩画に香炉・・・
良い物だから大事にされ、何年もの時を経てなお、壊れずにあることができる。
人に大切にされてきたからこそ魂を持つことができた付喪神ゆえに性根がいい。
噂話も好きだし、おせっかいだし、となんとも人好きのする妖怪たちだ。
妖怪の血もながれる若だんなが妖怪たちと仲良くしているのもほほえましいけど、
付かず離れず、適度な距離感で人と関係を持つこちらの付喪神たちも
なかなかに魅力的。
この作品はまた、清次のキャラクターもいい。
こちらもシリーズ化したら、読みたい物語でした。

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まんまこと (文春文庫)
文藝春秋 2010-03
評価

by G-Tools , 2010/04/09




”しゃばけシリーズ”とはまた違った江戸の粋な物語。
これももうシリーズになっているのかな?
こちらは妖怪は出てこず、町名主高橋家の跡取り息子、麻之助が主人公。
幼い頃にはしっかり者で通っていたのだが、18当たりからすっかり遊び人になってしまって、町の人々は麻之助が名主になった時を心配しながら見守っている。
そんな放蕩息子で通っている麻之助が、父に代わって町の小さな問題を解決していく話がいくつか。
その中には、何故彼が突然遊び人になってしまったのかも描かれている。

二人の親友、隣町の同じく名主の息子、清十郎と同心見習いをしている武家の吉五郎とケンカをしながら、色々な揉め事を解決していく様は、粋である。粋なんだけど、どの話もなんだか切ない。
それは麻之助の秘めた恋心のせいなのか、思うままにならない彼らの人生のせいなのか・・・

時代は変わっても、若者の悩みはつきない。
そんなことも考えながら読んだ本でした。


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