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対話篇
金城 一紀
講談社 2003-02
評価

by G-Tools , 2007/11/16





甘い。金城さんってこんなに甘い本を書く人でしたっけ?春樹っぽくもあり、伊坂っぽくもあり。ま、そもそも伊坂が春樹っぽいんだけど。

”死”にまつわる3つの愛の物語が対話という形で語られる。金城さんの作品は好きなんだけど、”死”をとらえた物語って私的には抵抗がある。本多某やら市川某のように、”泣かせる”話は好きじゃない。
とはいえ、文章もこ洒落てるし、登場人物にも惹かれちゃうので、やっぱり金城さんの描く世界は好きなんだな。全体的に感傷的な話だけど、3つめの「花」がいいな。
老年の弁護士と動脈瘤を抱えた青年が、国道を運転して鹿児島まで行く話。かつての妻から託された遺品を受け取りにいくためなのだが、道々その弁護士の人生が語られる。鹿児島にたどり着いたときの男泣きがいい。

この作品の4年後に映画篇を出しているけど、私は映画篇の方がずっと好き。4年のうちに金城さんがいかに巧くなっているかも、読み比べてみるとわかるかも。
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テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学


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映画篇
金城 一紀
集英社 2007-07
評価

by G-Tools , 2007/10/12




最高!!こんなにもあったかくて優しい気持ちになったのは久しぶりだ。いっぱい笑って豪快に泣いた!本当に本当に幸せな気分にしてくれる本。金城さん大好きです!

映画にまつわる5篇。映画を介して、人生が変わる人達。思い出の要所要所にある映画。誰にでも経験がある映画にまつわる思い出。映画を愛している作者が映画からもらった感動を今度は小説で与えようと描いたのかな、と思う。映画に対する愛。映画を愛する人たちに対する愛。金城さんの愛があふれてるんだなぁ。

5篇に共通して出てくる『ローマの休日』の上映会。ラストの話がこの上映会にまつわる話なんだけど、これが圧巻!
「愛の泉」と題されたこの話、最高でした。
まさに惜しみない愛が押し寄せてくる。ああ、みんなこの愛に飲まれて欲しい。
愛しすぎるよ!鳥越家。ここ最近の殺傷能力すら持つ私のイライラが一気にぶっ飛んだ。優しくなりたい。そんな素直な願いを声を大にして言いたくなるくらい。
あ?久々に悲しい涙じゃなくて感動涙を垂れ流した。笑いながら泣いた!そんでもって家族が欲しい?ってなった(笑)。

くどいけど、本を読んでこんな幸せな気持ちになったの、ものすごい久しぶりだと思う。電車の中で読んでて、駅からの帰り道に1人でニヤニヤしながら歩いちゃったもんなぁ。一時でも仕事を忘れられてかなり癒されました。

テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学


SPEED
SPEED
posted with 簡単リンクくん at 2006. 5. 8
金城 一紀著角川書店 (2005.7)通常24時間以内に発送します。

『レボリューションNO.3』 『フライ・ダディ・フライ』 に続くゾンビーズシリーズ第3弾!!
今度は女子高生目線の冒険譚。あえて主役とは書かないぞ。だって主役はやっぱりゾンビーズだもんね。

時系列で言えば、一冊目『レボリューション?』の後の話。
ヒロシの死がまだ大きな影を落としている頃、彼らの元に新しいトラブルがやってきた。知り合いの女子大生の死に疑問を持った女子高生・岡本。暴漢に襲われそうになった時、そこには4人の救世主がいた!はい、ゾンビーズです。しかも岡本さんはやっぱりあの女子高の生徒なのよね。
そんなわけでまたまたゾンビーズの活躍劇が始まる。

レヴォリューションNo.3
金城 一紀著講談社 (2001.10)通常2-3日以内に発送します。

最高!
とにかくいい!!終始笑いっぱなしだけど、ちょっと泣いてしまったりの青春小説。

読み始めてしばらくして、登場人物が『フライ・ダディ・フライ』と一緒なことに気づいた。そういえば、『フライ?』の裏表紙に3部作って書いてあったっけ。でも、あっちでは娘の復讐をする父親が主役だったから、”ザ・ゾンビーズ”の名前は出てこなかったんだよね。愛すべき少年たちはちゃんといたけど。

で、こっちの本は少年たち主役の冒険譚。
「野生の王国」「ジュラッシクパーク」などのあだ名が付けられるオチコボレ高校。オチコボレ遺伝子を持つ男はアタマのいい女とくっつけばいいという生物教師の言葉に感銘を受けた学生たちは”ザ・ゾンビーズ”なる集団を結成する。彼らの最大の目的は、チケット制で難関不落と言われるお嬢様学校の学園祭に突入すること!
くっだらな?い(笑)。でもこの戦いっぷりが若くておバカで愛しいんだよ。ヘラヘラ笑ってるようなダメな子たちだけど、仲間意識とかにちょっとジーンと来ちゃうのよね。
とにかく読んでいて気持ちがいい本!



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