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七つの黒い夢
七つの黒い夢
posted with 簡単リンクくん at 2006. 3.31
乙一著 / 恩田 陸著 / 北村 薫著 / 誉田 哲也著 / 西沢 保彦著 / 桜坂 洋著 / 岩井 志麻子著新潮社 (2006.3)通常2-3日以内に発送します。

最近アンソロジーがお気に入り。
”夢”をテーマに描いたダークファンタジーが7編。
今回もはずれずにお得なアンソロジーでした。
そしてそして、初作家さんもいっぱいいて、自分的にはかなりお試し本としてよかった。

ラインナップ
乙一    「この子の絵は未完成」
恩田陸   「赤い毬」
北村薫   「百物語」
誉田哲也  「天使のレシート」
西澤保彦  「桟敷がたり」
桜坂洋   「10月はSPAMで満ちている」
岩井志麻子 「哭く姉と嘲う弟」
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明日の記憶
明日の記憶
posted with 簡単リンクくん at 2006. 3.26
荻原 浩著光文社 (2004.10)通常24時間以内に発送します。

前評判から、また病気ものの泣かせ本か、と思って、なかなか読む気が起きなかった本。ブックオフの安売りをきっかけに読んでみました。

結果、いろんな意味で予想を裏切られた。
要は「可哀想!」と思って涙ダラダラって感じじゃないのね。
若年性アルツハイマーの話なんだけど、扇情的な文章は全然なくて、
病気を告知され、それを受け入れ、そして進行していく。
その様子が一人称で書かれていて、記憶を失うことの恐怖、自分が壊れていく恐怖がじわりじわりと伝わってくるの。
「他人事じゃない」
一番の感想はこれ。
哀しいとかよりも、怖い。自分がこうなったら、親がこうなったら・・・そういう怖さをリアルに感じてしまった。
この主人公と同じ世代の人にとっては、もっとリアルに堪える本だろうなぁ。渡辺謙が惚れ込んだのも頷ける。

素敵なドラマが終わってしまった。
テレビ朝日でやっていた『時効警察』。
ようやく最終回を昨晩見終わったんだけど、遊びすぎですよ、三木さん。
ディテールこだわりすぎて、何度も巻き戻して見ちゃった。
これはDVD買いかなぁ。一応HDDに録画してあるんだけど、8話だけ録画しそびれたんだよ?。
しかも、その8話って多分ケラが書いた脚本だと思うんだけどなぁ。
観たかったなぁ。職場で録画頼んでたら、30分テープに録画してやがった!キィ?。使えん!!

あーこういうドラマ大好き。毎回黒板が気になってしょうがなかったけど。
それにしてもメガネのオダジョーカッコいいわぁ。
こんなお茶目な(古い?)番組を9話程度で終わらせるなんて、了見狭すぎよ!テレビ朝日!

HPもかなり凝っているので、お暇な方は是非。
私も某番組のHPコンテンツを担当しているんだけど、このHPは遊びがいっぱいあっていいなぁ。これだけ遊ばせてもらえるとやり甲斐あるよなぁ。

時効警察見てたら、テレ東でやってた『怪奇大家族』をまた見たくなってしまった。あれもおもろかったな。


キップをなくして
池沢 夏樹著角川書店 (2005.7)通常24時間以内に発送します。

池澤夏樹さんの本を読むのはとてもとても久しぶり。
大学生の頃に結構読んだんだけど、最近はエッセーが多かったのでご無沙汰してました。
この作家さんはおじさんとは思えない瑞々しい文章を描くのが印象的。

「キップをなくしたら、駅の外には出られないんだよ」
子どもの頃、切符をなくすということがとても恐ろしいことだったっけ。
改札口の前であるはずの切符を探すときのドキドキ感。見つかったときの安堵感。そんな気持ちを思い出した。
大人になった今は切符をなくしたってなんとかなるのが分かってるし、そもそも切符ってあんまり手にしなくなった。

電車に1人で乗る。そのこと自体が冒険だった。
そんな時代を描いたファンタジーなのだな、これは。
キップをなくしたらどうなるんだろう?
そんな子どもの疑問から生まれる空想の世界。


マドンナ
マドンナ
posted with 簡単リンクくん at 2006. 3.12
奥田 英朗〔著〕講談社 (2005.12)通常24時間以内に発送します。

しがないサラリーマンを主役にした短編集。
奥田氏は中年親父の心境を描かせたらピカイチ。
しょうもない男心満載で、「あー男って本当あほだなぁ」と思う。
でも、そんな男たちに愛を持って描いている本。

部下のOLに恋するおっさん。息子の夢に戸惑うおっさん。バリバリのキャリアウーマンが上司になっちゃったおっさん・・・などなど、40代中間管理職、郊外に小さいながらも家を建て、思春期の子供たちにはなぜか疎まれて・・・どこにでもいるサラリーマンの日常を描いているだけなのに、面白いから、さすがです。

「部下に好みの女の子が来たら、どうしよう」「惚れたら困る」なんてこと異動のシーズンに考えている部長がしょうもないわ。でも、こんな部長、実際いたら迷惑だけど、なんだか可愛いんだよね。
いろんなものにがんじがらめになってるけど、一生懸命働いている男盛り。
親父狩り実行世代に読ませてやりたい。
お父さんは頑張ってるんだぞ?!っていう心の叫びを感じてしまう一冊です。

肝、焼ける
肝、焼ける
posted with 簡単リンクくん at 2006. 3. 6
朝倉 かすみ著講談社 (2005.11)通常24時間以内に発送します。

肝、焼きたい?
見事にハマってしまった。初めての単行本のようですが、素敵です。
三十路女の心、捉えまくりですよ、この人。
三十路女とくくると語弊があるな。痛々しい女かな。
多分二十歳の頃とかに読んでも、まったく今みたいな感想は持てないと思う。今の自分にストライクだったようです。

30歳を越した女の短編が6つ入っているんだけど、身につまされるような話あり、自分とは違うけど感情移入しまくれる話ありで、良いです。
表題作『肝、焼ける』で心つかまれ、知らず知らず主人公たちを応援している自分がいました。他人事じゃない感じ(笑)。


閉ざされた夏
閉ざされた夏
posted with 簡単リンクくん at 2006. 3. 1
若竹 七海著光文社 (2006.2)通常24時間以内に発送します。

お話は、青十という若くして亡くなった小説家の旧邸である記念館を舞台に進む。青十記念館に勤め始めた学芸員の才蔵。いかにも文学好きっぽい名のこの男とミステリ作家の妹・楓を軸に、文学記念館という地味で平和そうな場所で事件が起きる。ぼや騒ぎに展示会のごたごた、そして殺人事件。

学芸員の才蔵とミステリー作家の妹・楓が謎を追う・・・といったあらすじから、大好きな学園ものに次ぐ名キャラ登場か?と楽しみに読み始めた。

が、しかし。ちょっと物足りない。
せっかくいいキャラが登場してるのに、立ちきってないというか。
個々のキャラが体にすぅーっと入ってこなかったんだな。
ちょっと消化不良な感じ。







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