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GW恒例、シティボーイズの舞台に行ってきた。
昨年は天王洲じゃない劇場でなんとなく行きそびれてしまったので、2年ぶりのシティボーイズ。

『モーゴの人々』
出演:シティボーイズ、中村有志、大森博史、ムロツヨシ

今年は面白いかなぁ?とドキドキするオープニング。出演者勢ぞろいのオープニングの良し悪しでその日の出来が決まるような気がして、いつもドキドキする。今年は・・・いける!このグダグダ感はいけそうだ(笑)。期待通り、楽しませてもらいました。

今年の客演は、大森博史さんという普段は真面目な芝居をしている方と、ムロツヨシさんという若い役者さん。ムロさんの知識が全くなかった私は彼がとても気になって、パンフを購入してみた。
が!シティボーイズのパンフには当然のように出演者のプロフィールなんて載ってない(笑)。でも、ムロさんのサインはあった・・・。
これは、斉木さん言うところの一番のはずれクジ!!
むぅ。ま、いっか。ある意味貴重そうだ。ちなみに一昨年のパンフは中村有志だった。むぅ。シティボーイズの中枢にかすらない・・・。
ムロさんのことがわからずじまいだったので、ネットで調べてみました。メディコム・トイという所に所属されているらしい。
 ⇒メディコム・トイのHP

分かったのは、同じ年ってことぐらいだった。あ、でもどこかで観たことある!と思ったのが、『幸太郎プラス』に出てた!っていうことだったのがわかって、ちょっとすっきり。

斉木さんの太りっぷりがちょっと心配。来年も観に行こう。
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ベルカ、吠えないのか?
古川 日出男
文藝春秋 2005-04-25
評価

by G-Tools , 2007/06/08




さっさと読めばよかった!!
評判は聞いていたけど、壮大な歴史小説という刷り込みがあって、古川さんの文章で壮大=難解!と勝手に思ってたので、ついつい後回しにしていたの。でもこれは、古川氏の小説の中でも、かなり読みやすい部類に入ると思う。
とにかく犬の小説なの。それも軍用犬の。
第二次世界大戦があって、ソ連とアメリカの冷戦があって、ベトナム戦争があって・・・と戦争の歴史の中で脈々と受け継がれる軍用犬たちの系譜。スケールでかい。
読んでいると、犬の系統図を作りたくなる。喫茶店で系統図を書きながら読んでしまった(笑)。
戦争に左右される犬たちの運命に、何度も鳥肌が立った。

YOUTUBEで大量に出回った「日本人のイルカ虐殺映像」。最近、色々なところで論議を見かけます。
実際、中目黒の居酒屋で”イルカ”という文字を見かけたショックを経験している私としては、全くのデマだとは思わなかったけど、誇張はされてるなぁといやぁな気分になった。

さて、イルカ漁が実在するとわかったところで、どうなのか。確かにイルカはかわいい。だから、敢えて食べたいとは思わない。さらに言えば、特に食に困っているわけではないこの日本で食べなくたっていいんじゃないかとも思う。でも、イルカを食べる文化がある地域の人たちにしてみれば、好きで食べてるんでしょう?
例えば韓国で犬を食べることに関しての賛否両論があるように、国内にだって賛否両論はあって当然だし、それを他の国からヤイヤイ言われたくない。

食というのは、文化だから、野蛮だという理由は無しだと思う。例えば絶滅する可能性があるとか、私たちの欲と嗜好だけで、ある種の生き物を絶滅させるのはイヤだ。ヒトという種としてやりたくない。
でも、イルカは知能も高くてかわいいからダメって言う理由は違うと思う。そんなこと言ったら、豚をペットとしてかわいがってる人だっていっぱいいるし、サルを食べる地域だってあるでしょ。
色々考え出すと、お肉を食べられなくなるから深くは突き詰めないけど、結局、食文化っていうのはむやみに批判するもんじゃないって思う。国には国の、地方には地方の文化があるわけで、その文化を尊重しつつ意見するべき。

イルカ漁をする人たちを野蛮だとかで非難するのではなく、自分たちにとっては友人も同然の存在なんだ、だから頼むから殺さないでくれってお願いすればいいのに。そうやって分かり合えたらいいのに。キレイごとですかね?んーだって、豚を食べない文化の人たちがよってたかって”豚を食うなんて野蛮だ!”って言いだして、豚を食べることがタブー視されたりしたら、大好きなサンギョップサルとか食べられなくなるし、豚肉大好きな私としてはすごい哀しい。でも、そう言われたらとりあえずは自分の生活に豚ちゃんが是非モノかどうか、1回は考えるだろうし、折り合いをつけていきたいと思うんだけどなぁ。
難しいねぇ、食文化って。

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不思議のひと触れ
シオドア・スタージョン 大森 望
河出書房新社 2003-12-22
評価

by G-Tools , 2007/06/08




輝く断片』に続き、2冊目を読んでみました。
『輝く断片』に比べて、かなり読みやすい。そして面白い!!スタージョンさん、すごい!
10の短編が入っているんだけど、どれも違ってて、コージーミステリー、SF、ホラー、ファンタジー・・・とどれを読んでも面白い!
かなりお薦めの一冊。私にしては珍しく短編のあらすじなんぞを描いてみちゃう。

『高額保険』
貨物係の男が高額な荷物を盗もうとして、見つかって、もう終わりだ・・と思った後のどんでん返し。ショートショート。肩慣らし的な一遍。
『もうひとりのシーリア』
これは、なんとなく先が読めるんだけど、面白く読めてしまう上手い話。人の部屋を物色するのが趣味の男。その人の部屋へ入って生活パターンを把握するのが趣味。そんな男が住むアパートに新しく来た住人シーリア。ごくごくありふれた外見の彼女の部屋は全く生活した跡がない。しかし根気よく彼女の部屋を物色する男は徐々に彼女の痕跡を見つけていく。そして見つけた不可解な物体。我慢ができなくなって、覗き穴を作り、ついに見てしまう彼女の正体・・・。
『影よ、影よ、影の国』
これはちょいホラー。継母からの冷たい仕打ちを受けながら、1人影絵で遊ぶ少年。彼は影の国へと逃げこんで、現実世界から逃避していたのだが、ある日、少年の影の国が思わぬ結果をうむ。
『裏庭の神様』
裏庭に池を掘っていた男が見つけた変な置物。それはなんと神様だった!不細工な神様が男に与えた罰は「本当のことしか言えなくなる!」これって結構大変なことだぞっていう、コメディータッチのショート。

テーマ:海外小説・翻訳本 - ジャンル:小説・文学


むぅ。また石原慎太郎に決まってしまいました。
まぁ対抗馬が弱かっただけに仕方ないとは思うけど、やっぱりちょっとイヤ。
なんで、石原さんが嫌いなの?って聞かれて、思わず「エバッてるから」なんていう子どもじみた受け答えをしてしまった昨日。でも、そんな理由じゃないんだよね。所詮は庶民のヒガミなのかもしれないけど、あの人にはエリート意識が強すぎる気がする。明らかに裕福な一族に育って、お金で苦労なんかしたことなくて、そんな人に末端の市民のことまで考えられるか?ってことなんだよね。
っつうか、そもそもこの人って労働者だったことってあるの?

給料と家賃のバランスの悪さ。別に私はとりたてて安月給っていうわけじゃないけど、一体何のために働いているのか、わからなくなる。みんな東京で働いている人は感じると思うけど、生きる場所を確保するために働いているようなもんじゃない?どう生きるか?ではなくて、どうやって生きるか?が人生のテーマになっちゃってさ。
そういうやりきれない状況をさ、石原さんは経験したことあるのかな?誰かに雇われて仕事をする。そうやって社会に組み込まれる。それが大半の市民でしょ?その経験がなくて、その人たちの生活のことを考えられるものですか?
どうしてもっと普通の人が立候補しないんでしょう?結構いると思うんだけど、世の中には。ちゃんと社会人として立派に生活して、且つリーダーシップのある人って。そういう自分たちと同じ目線の人にやって欲しいなぁと思う。

それにしてもドクター中松氏。すごいねー。テポドンをUターンさせるものを発明したらしいぞ。そんなもんあるなら、知事じゃなくても日本のために提供してよ(笑)。都民として貢献してくれ。

フライヤーの堤真一があまりに格好良くて、つい買ってしまったチケット”写楽考”。観て来ました。

作:矢代静一  構成・演出:鈴木勝秀 
出演:堤真一・高橋克実・長塚圭史・キムラ緑子・七瀬なつみ・西岡徳馬

という、豪勢なキャスト。
なのに・・・寝てしまった。役者の皆さん、スタッフの皆さん、本当にすみません。
どうやら私は写楽の人生に全く興味が持てませんで・・・2階席だもんだから、堤さんのお顔もぼんやりだし・・・高いチケット払って居眠りはもったいないわね。
長塚圭史さんは、出演されてるのは初めて観たかも。デカイのね、あの人。堤さんと西岡さんはさすが舞台たたき上げ!お声が通って気持ちがいい。

あとね、ストーリーはいやはや全く面白いとは思えなかったんですけど、太鼓と横笛が生演奏だったの!これはいい!!舞台の上手と下手の高みに和太鼓と横笛が位置して、要所要所でなんとも言えない響きを聴かせてくれました。こういうの、いいよね。時代劇だとなおよし。
その時だけ1人ニマニマと舞台を観ていた私なのでした。

今度から、芝居を冒険して買う時には、安い席にしよう。



 

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新釈 走れメロス 他四篇
森見 登美彦
祥伝社 2007-03-13
評価

by G-Tools , 2007/06/08




『山月記』(中島敦)、『藪の中』(芥川龍之介)、『走れメロス』(太宰治)、『桜の森の満開の下』(坂口安吾)、『百物語』(森鴎外)と、そうそうたる日本文学の新釈に森見氏が挑む。
舞台はやはり京都。登場人物たちもやはり変わり者の学生。
森見さんの魅力はたっぷりです。面白いです。
ただ哀しいかな、私の勉強不足で原作を思い出せません。確かに読んだ。読んだが、忘れた。歳をとるって哀しいねぇ。
おぼろげに原作の輪郭を感じるのですが、その程度では森見氏の新釈に対して、うんぬん言うのは申し訳ないので、また読んでみようと思います。太宰や芥川を。あまり古典に手を出さないので、いい機会かも。

それにしてもこの本、装画が最高にかわいい!!
こういうかわいい本はどうしても買いたくなってしまいます。大事にしようっと。

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人喰い鬼のお愉しみ
ダニエル ペナック Daniel Pennac 中条 省平
白水社 2000-08
評価

by G-Tools , 2007/06/08




今月は読みたい新刊がいっぱい出ていて本屋で悶えてしまった。むぅ。全部欲しい・・・とりあえず、積読本を読もうと我慢、我慢。

この本は意外に結構前に書かれているものでした。なんだか不思議なテイストの本。オドロオドロしいタイトルとはウラハラにポップな文体。あまりにもユーモアが散りばめられすぎて、起きている事件の不気味さがとても薄らいでしまっている、なんとも不思議な本です。言葉遊びがあったり、フランス語独特の文法に関するユーモアがあったりするので、原文で読むともっと違う印象の本だと思われます。哀しいことに、フランス原文は私には無理だけどね・・・

デパートの品質管理を担当しているバンジャバンは奔放な母親に生産された弟妹たちを抱え、独り食いぶちを稼ぐ日々。その仕事の内容は品質管理とは名ばかり。デパートで購入した商品の苦情に来たお客さんの前でこっぴどくしかられ、憐憫の情によって苦情自体を取り下げてもらうという、”スケープゴート”だった。それでもバンは毎日弟妹の面倒をみて、それなりに生きていた。そんなバンの働くデパートで連続爆弾事件が発生する。

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大帝の剣〈1〉天魔の章―天魔降臨編・妖魔復活編
夢枕 獏
角川書店 2002-11
評価

大帝の剣〈2〉天魔の章―神魔咆哮編・凶魔襲来編

by G-Tools , 2007/06/08



むぅぅ・・・未完だった。。
うかつだったわー。お!映画化か?なんつって、つい手にとって読み始めてしまったけど、獏さんは未完の小説がいっぱいなの忘れてた?。『陰陽師』みたいに読み切りになってないから、気になるよぅ。
しっかし、ハチャメチャな話を書くなぁ、獏さん。チャンバラ系の時代劇?って楽しく読めそうだと思っていたら、これSFでしたよ!!うはは。自由すぎる。主人公の万源九郎、2mはあるかという大男。ほう髪にむき出しの二の腕、黒人の血が入った凛々しい男。こんな魅力的な主人公をほったらかして、出てくる、出てくる癖のある男たちが。
天草四郎に、佐々木小次郎、宮本武蔵に、柳生十衛兵・・・さらに伊賀の忍者に、真田の忍び・・・これ、完全に欲張り状態でしょ(笑)。書きたい人いっぱい出しちゃった!って感じだもん。
これに、他の星からきた生命体がからんで、もう大変。そこかしこで、腕が飛ぶ、足が斬られる、顔がまっぷたつ・・・血の海ですよ。
惨殺シーンはもう十分なので、どうか、この一大スペクタクルを完結してください、獏さん。

獏さんといえば、『キマイラ』シリーズや、『陰陽師』シリーズなど奇天烈な小説が有名ですが、私の一押しは『神々の山嶺(いただき)』という本です。
これね、ずいぶん前に読んだので、ブログではアップしてないんですけど、お薦めなので書いちゃいます。
オンライン書店ビーケーワン:神々の山嶺(いただき) 上  オンライン書店ビーケーワン:神々の山嶺(いただき) 下
1人の男がヒマラヤに登頂する話なんだけど、なぜに”ただ山に登る”それだけのことを書いているのに、こんなにも面白いんだ?っつう本です。獏さんの文章力に改めて感服する本であります。男くさっ!て思わずに、読んでみて損はない。あっという間にネパールやらエベレストにアタマが飛んできますよ。

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