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闇の守り人 (新潮文庫 う 18-3)
上橋 菜穂子
新潮社 2007-06
評価

by G-Tools , 2007/10/30




守り人シリーズ2作目。う?ん、面白い!!
これで文庫化されてるのがなくなってしまった(泣)早く文庫化してください!
なんでしょうね、あったかくて、ほっこりしますね、このシリーズは。出てくる子どもがいい子ばっかりなんだよね。
今回は用心棒としてのバルサというより、バルサ自身の闘い。
ジグロの弔いとバルサの魂の解放?とでもいおうか、25年間心にわだかまっていた故郷への思いとジグロへの罪悪感を決着させる闘い。そのせいか、より大人向けです。大人が読みやすい。
でもバルサの魅力は今回ちょっと置いておかれてる感じかな。


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ストロベリーショートケイクス
池脇千鶴 中越典子 中村優子
ハピネット・ピクチャーズ 2007-04-25
評価

by G-Tools , 2007/10/29




WOWOWでやってたのを録画して視聴。魚喃キリコの漫画が原作。魚喃キリコの漫画って、好きだったり嫌いだったり、共感できるようで出来なかったり、共感したくないのにしちゃったり、ちょっと距離を計りかねるんだな。『痛々しいLOVE』という漫画タイトルもあるくらい、痛々しい恋愛ばっかりなんだよね。この原作は読んだような気もするけど、記憶が定かじゃない。

登場人物、痛々しい女いっぱい、ろくでもない男少々。
池脇千鶴演じる里子がいいな。ああいう子になれない自分を分かっているけど、いいな。
「スペシャルな人のスペシャルになりたい」
女の子の不変テーマですな。好きな人と付き合えることを奇跡とわかっている里子の感覚に激しく共感。
ほかに拒食症のイラストレーター塔子、結婚願望のみのOLちひろ、デリヘルやってマンション資金を貯める秋代。
秋代が痛々しかったなぁ。
普段は化粧もしっかりしてキレイなのに、好きな男と会うときはすっぴんで飾らない自分を演出。実家から送ってきた野菜をあげるという口実を作って会う。・・・痛い、痛いよぅ。でも分かる。その気持ち。女と意識されてしまったら距離が生まれちゃうんだよね。女という砦をとっぱらって、近づいたのはいいものの、そこから恋愛対象に戻すことの難しさってね。彼女の「一回だけでいいから」ってHを迫るシーン、痛すぎる!けど、分かる!


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墨攻 (新潮文庫)
酒見 賢一
新潮社 1994-06
評価

by G-Tools , 2007/10/29





漫画化され、海外で映画化もされている作品。
私にとっては酒見作品2作め。
普通に面白いけど、物足りない感もあり。何よりも(って言ったら失礼だけど)イラストがかわいい!

小さな城を守るために派遣されてきた革離という使徒。墨子の教えを引き継ぐ墨子教団の徒である。本来、戦争という行為を否定しているこの教団では、攻める戦はしない。守ることにあらゆる術をもって専念する。守城のプロフェッショナル。訳があって1人で城を守らなければならなくなった革離の奮闘ぶりが記されている。

映画のPRとかであらすじは分かっていたんだけど、守る専門とはいえやっぱり戦の話なんで、人が死にますわね。そういう血なまぐさい話を最近ちょっと楽しめなくなってきた。

関係ないけど、そろそろ陰陽師の新作が読みたい・・・秋だし。晴明の庭で鈴虫が鳴くころだろうに・・・

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ねにもつタイプ
岸本 佐知子
筑摩書房 2007-01
評価

by G-Tools , 2007/10/25





いやぁ?面白いですなぁ、岸本さん。もったいないから、ずっと読まないでとっておいたんだけど、ついに読んでしまった。子どもの時の話が多くて、私の中で何故か、とっとちゃんか、さっちゃんかみたいなことになってきている。とっとちゃんはどうも好きになれなかったんだけど(おかしな子だったことを自慢げにしているところがあったからか、大人になった彼女がどうも胡散臭くて好きになれないからか理由はあいまい)、けど岸本さんちのさっちゃんは好きだなぁ?ダメな子だった自分を恥ずかしげに書いているんだけど、そういう子いたし、そういう点って少なからずあったなぁと思って、かわいく思えるんだよね。毛布と会話したり、大人の何気ない言葉を信じて恐ろしい妄想に苛まれていたり、不器用な子どもなんだなぁ。でも自分が親だったら、確実にイラッとする(笑)。岸本さんのお母さんみたいに、なんでも「うん」って答えてしまいそう(笑)。

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ふたりジャネット (奇想コレクション)
テリー・ビッスン 中村 融
河出書房新社 2004-02-07
評価

by G-Tools , 2007/10/23




奇想コレクション5冊め。
これまた、これまでの作品と違う作風。読むたびに思うんだけど、“奇想コレクション”っていうくくり、素晴らしいです。異なるジャンルの本が“奇想”という言葉のもとに勢ぞろい。どれもこれも、突拍子がなくて、ジャンルに関わらずおかしな話ばかり。そんで、表紙がどれもかわいいし、きれい!
ちなみにこの本のジャンルは“ほら話”です。
ただ、そのことに気づくのに結構時間がかかってしまった。
短編によって、全然違う感じだし、ちょっと読みづらい文章っていうのもあるかも。それは翻訳のせいなのかと思ったんだけど、解説を読むと、アメリカ南部にこだわった話ばかりらしいので、アメリカ事情に疎いというのも、わかりにくかった原因なのかな。
とても楽しい本なんだけど、描かれている背景を知っていると、もっともっと楽しい本だと思われます。自分が無知すぎて残念、絶対もっと面白いはず!とは思う。

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CUBEプレゼンツ、古田新太+ケラリーノ。
これ、面白くないわけがないやーね。
TVKの『ホレゆけ?』で散々告知していたし、とても楽しみにしておりました。
いや?期待を裏切りませんね。
とにかく笑いっぱなしでした。
舞台みて、声を出して笑ったのはとても久しぶりでしたよ。
後半、ケラ飽きたのか?と思うような展開ですが、この役者さん達だからあり!十分楽しいです!こんな役者を固められたら、演出家としておおいに適当になりたくなるでしょうよ。
大満足です。大倉さんのアホアホ大学生も、古田少年のおバカっぷりも、山西さんの化け物っぷりも、中越さんのためらいのなさも、あげたらキリがないけど、いやいや楽しかった。

にしても、ラストは良かったなぁ。あの意味のない美術(笑)。南国少年パプアくんに出てきたたい焼きだっけ?あれを思い出したね。そして、突然の蜷川芝居口調!一瞬コクーンに飛びましたね。
本当にバカな芝居に出会うと安心感でとても幸せになります。えがった、えがった。

いや?特番シーズンを切り抜けました。あ?疲れた。
そんなわけで今シーズンのドラマの感想をずっと書きそびれていたので、今さら感想を。
※コレは私の極めて私的な感想なので、役者についても好き勝手書きますよ!好きな役者さんをけなされて、気分を害す恐れのある方は読まないで下さいね。

今期視聴したドラマ
『ホタルのヒカリ』
『花ざかりの君たちへ』
『山田太郎物語』
『牛に願いを』
『肩越しの恋人』
『おじいさん先生?熱闘篇?』

え?っと、『砂時計』で大吾を演じていた佐野和真くん目的で観始めた『肩越しの恋人』が最初に脱落。米倉と高岡の熟女コンビ、なんか痛々しかったっす。
意外に楽しかったのが『牛に願いを』。でもこれ1話めが一番面白かったな。惰性で最後まで観ちゃったけど。かっちゃんが良かった。んで、今さらだけど玉山鉄二ってかっこいいんだなぁと知る。が、演技が・・・。
『山田太郎物語』は原作を読んでいないけど結構楽しい。進行形なのは最後まで観れていないから。今回王子様が多くてさ・・・


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映画篇
金城 一紀
集英社 2007-07
評価

by G-Tools , 2007/10/12




最高!!こんなにもあったかくて優しい気持ちになったのは久しぶりだ。いっぱい笑って豪快に泣いた!本当に本当に幸せな気分にしてくれる本。金城さん大好きです!

映画にまつわる5篇。映画を介して、人生が変わる人達。思い出の要所要所にある映画。誰にでも経験がある映画にまつわる思い出。映画を愛している作者が映画からもらった感動を今度は小説で与えようと描いたのかな、と思う。映画に対する愛。映画を愛する人たちに対する愛。金城さんの愛があふれてるんだなぁ。

5篇に共通して出てくる『ローマの休日』の上映会。ラストの話がこの上映会にまつわる話なんだけど、これが圧巻!
「愛の泉」と題されたこの話、最高でした。
まさに惜しみない愛が押し寄せてくる。ああ、みんなこの愛に飲まれて欲しい。
愛しすぎるよ!鳥越家。ここ最近の殺傷能力すら持つ私のイライラが一気にぶっ飛んだ。優しくなりたい。そんな素直な願いを声を大にして言いたくなるくらい。
あ?久々に悲しい涙じゃなくて感動涙を垂れ流した。笑いながら泣いた!そんでもって家族が欲しい?ってなった(笑)。

くどいけど、本を読んでこんな幸せな気持ちになったの、ものすごい久しぶりだと思う。電車の中で読んでて、駅からの帰り道に1人でニヤニヤしながら歩いちゃったもんなぁ。一時でも仕事を忘れられてかなり癒されました。

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そんなはずない
朝倉 かすみ
角川書店 2007-07
評価

by G-Tools , 2007/10/01



うまいうまいと女性の書評家たちが言ってました。確かにうまい、と思います。ディテールがすごい。何度も腹の底から、あぁとため息をもらしてしまうほど、細部をついてくる。
けど、なんだろう。あまり好きな内容ではないな。小説として楽しめるけど、好きではない。
それはきっと、この手の本(30代の独身女を描く、角田光代だ、絲山秋子だ、といった本)で描かれる女のタイプが問題だと思う。男性には読みにくいと思われるリアルな独身女本は自分が共感できるか、できないかで好き嫌いが分かれるんだな、きっと。
10年後には楽しく読める本かも。

30歳の鳩子と妹の塔子の物語。鳩子は8人目の男と婚約してたら逃げられて、おまけに勤めていた会社が潰れて、30歳にして、どん底。自分ではうまく生きてきたつもりだったのにここへ来てのていたらく。
一方、妹の塔子は鳩子と正反対。本当に欲しいものだけを手に入れる女。鳩子に言わせれば”青くさい女”だ。そんな塔子が欲しがった男が何故か、鳩子とくっついてしまい、姉妹でもめる。塔子の行動が恐ろしいけど、かわいそう。まっしぐらな感じが痛々しい。

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