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夢の守り人 (新潮文庫 う 18-4)
上橋 菜穂子
新潮社 2007-12
評価

by G-Tools , 2007/12/30





ようやく文庫化!守り人シリーズ第3弾!
今度は“夢の守り人”。

違う世界でひっそり育つ花。その花は人々の夢を糧に実を膨らませ、咲いていた。その花が開こうとする頃、こちらの世界では眠りから覚めない人々が出始めた。
一の妃、タンダの姪カヤ、そしてチャグム・・・
彼らを助けようと夢の世界へ向かったタンダは“花”に囚われてしまう。
一方バルサは山の中で不思議な青年ユグノを助ける。彼を伴いタンダの元に向かう途中で、獣と化したタンダに襲われる。
そしてまた“花”の存在は、当代最高と言われる呪術師トロガイの過去に深く関係していた。トロガイが呪術師となった経緯、タンダがトロガイの弟子になった経緯などが描かれている。

今回どちらかと言えば、登場の少ないバルサ。でもタンダの身体をのっとったモノと戦わなくてはならなかったバルサの心情を描いているところとか、すごくいい。あと、チャグムとの出会い。チャグムが立派になってるよ?他にも星読み博士や狩人など1冊目の『精霊の守り人』登場人物たちが出てきて懐かしい。

読み終わった後に、ついこの本を読む子どもたちのことを考えてしまう。きっと伝わるだろうなぁって。居心地のいい夢の世界から自分で戻ってくる強さというか、今ある自分で生きることの大切さとでも言おうか、成長の過程で必ず味わう悩みだよね、きっと。そういう必要な強さを上橋さんはこんなにも面白い物語にして教えてくれたんだな。
いい本だなぁ、本当に。

ただバルサが中年って言われてて、ちょっとへこんだ(笑)。そりゃ児童書では30過ぎはりっぱな中年だよな。と分かっていてもちょいへこみ(笑)。

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仕事納めムード漂う今日この頃、寒いっすね。
オダジョーが結婚だってさ。香椎由宇、二十歳って・・・
久々の衝撃でしたね。そして心から羨ましがるバカな私。
いいなぁ、オダジョーかぁ。

そんな世俗とはかけ離れて正月まで仕事じゃ?
ま、年末年始は業界お祭り状態だから、休んでる方が落ち着かないからいいんだけどね。収録で年を越すのは久しぶりだわ?。
今年はクリスマス3連休も全部出社してたしなぁ。こんなことしてるから、結婚の気配がないのねぇ、きっと。

今日は『5時に夢中』のスペシャルだけど、マツコさんが風邪気味の模様で、ちょっと心配。きっと『ピンポン』を見ながら、そんな心配してたの、私ぐらい?そんなことないか、MXTVファンはみんな心配してたわね。

それはそうと、ブログのアクセス解析で、このページにたどり着いた単語(ワードサーチ)を見るのが結構楽しいんだけど、何故か定期的に「年増の性」でやってくる方がいるんです。このブログのどこでそれを書いたか覚えてないけど、そのワードでたどり着かれるのもなんだかちょっと哀しいものがある。
そういえば今年は12年に1度の幸運な年だったと、何かの占いで見た気がする。さして不幸はなかったけど、これといって幸せもなかった。だとすると、来年以降11年、今年以上の年はないってこと!?そりゃないよ?。でも、実は占いとかってほとんど信じてないんだよねぇ。なので、まさかの幸運年だったことは聞かなかったことにして、来年に期待しようっと。

さてさてテンプレートをお正月っぽくして、なんとなく年を締めくくってみましたが、来年は大きな災害とか、あんまりひどいことがない年になるといいね。

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有頂天家族
森見 登美彦
幻冬舎 2007-09-25
評価

by G-Tools , 2007/12/26





やっぱ楽しいなぁ。森見作品。
今回の舞台も変わらず京都ですが、これまでみたいにもてない妄想男の独走話じゃなくて、狸と天狗のお話。ようやく森見さんの新しいエンタメ作品を読めた気がします。
まぁ癖が弱まった分、万人受けはするだろうけど、物足りない人もでてきちゃうのかな、なんて思いました。私としては好きですけど。
そして、これまでの小説に出てきたアイテム、偽電気ブランや怪しい叡山電車、ふわりと宙を浮く樋口師匠などの存在が、ここにきて腑に落ちる。おお!もしやそういうこと?!ていうか、『夜は短し?』を書いている時から、こういう話が念頭にあったの?すごいな?。

京都・糺ノ森に暮らす狸の下鴨一家。狸界のリーダーであった下鴨総一郎を父に持つ、狸4兄弟。長男は真面目だが器が小さく、次男は何故か井戸の中の蛙に化けたまま、三男はふらふらと遊んでばかり、四男は気が小さく化け下手と、阿呆な兄弟で通っている。さらに京都の如意ヶ嶽の天狗と鞍馬の天狗、さらに天狗をも思うままにする半天狗の女と狸を食う金曜倶楽部なる人間たちが入り混じっての大騒動。そんな京都の獣事情をベースに、狸のリーダーを決める会合と金曜倶楽部の忘年会とが同じ時期に開かれる年末に向けて、物語は進む。

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エレ片「コントの人」行って来ました。
久しぶりにコントを観に行きました。なんとなく、チケット取ったので行ってきたんだけど、楽しかったなぁ。本当にこういう雰囲気久しぶり。
場所がね、恵比寿ガーデンプレイスの中の多目的ルームみたいな会場で、それもまたなんだか新鮮でした。“小屋”じゃないんだ、みたいなね。

そうそう、エレ片って、エレキコミックとラーメンズの片桐の3人ね。
3人で深夜ラジオをやっていて仲良しらしい。ま、事務所も一緒だしね。でもラジオノーチェックで行っちゃいました。
コントの合間に毎回映像が入って、それがラジオのネタを撮影してるものなんだけど、秀逸!深夜ラジオらしいくだらなさとウィットさが満載で、やっぱラジオとか聞いた方がいいな、と思い直したよ。ラジオを楽しむってここ何年かないもんなぁ。
卑屈ソング?だっけかな。替え歌を卑屈に歌うの。これ面白かったわー。投稿を紹介しているラジオの録音流してるんだけど、音だけじゃなくても楽しいのね、こういうのって。

やっつんしかり、片桐しかり、キャラが濃いから生だと一層空気だけで楽しいんだな、あれ。
出てきただけでおかしいって芸人として立派だよ。
んーいいもん、観た。
片桐さんはやっぱり芝居よりもコントだね。最近芝居もいっぱいやってるけど、コントやってる片桐さんが好きだなぁ。

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ゴールデンスランバー
伊坂 幸太郎
新潮社 2007-11-29
評価

by G-Tools , 2007/12/18






待ってました!伊坂さんの新刊です。
今回はいつにもましてクライムな物語でした。
私は、映画やドラマで一番嫌いなのが“濡れ衣”なのね。だって不条理だし、もどかしいし、こんな悔しいことってないんだもん。だから、主人公が耐えしのんで、頭や体を使って必死になって汚名を晴らすなんて、たとえハッピーエンドであろうが、そもそもの始まりがおかしいから嫌い!なのに、今回の物語はまさにそんな内容で、首相暗殺の濡れ衣を着せられ、警察に追われる男の物語だ。

首相金田が地元で凱旋パレード。生中継の中、首相の乗るオープンカーにラジコンのヘリが近づく。そして爆発。そんなケネディばりの事件が起き、何故か青柳雅春は犯人とされ、警察から執拗に追われる。たった3日間。青柳くんの逃走劇が語られるのは3日間だ。事件の始まりから、事件の20年後のレポート、そして当人たちの3日間。
やっぱり前半は“何なの!!”って憤っちゃう嫌いな話だけど、どんどん引き込まれる。そしてクスッとしちゃう。うう、やっぱり伊坂氏の本は好きだ!惚れてしまうわ。だってすごいあったかいんだもん。
後半からの展開がすごくいい。どんどん味方をしてくれる人が出てきてって、本当に出来すぎな話なんだけど、単純に嬉しいし、頑張れ!って気持ちになっちゃうんだよね。完全に作家の思い通りに読まされちゃってる私(笑)。

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NODA・MAP行って来ました。『キル』再再演ですが、初めて観ます。
いや?毎度毎度、野田氏の舞台の使い方には脱帽でございます。
今回の舞台も良かったなぁ。ウッドデッキのようなステージが前側と後ろ側で2段構造になっていて、真ん中から出入りができるのね。だから、下で観ている人にはきっと頭がニュッと出てくる感じで見えるのかな?上から観ると、谷から出てくるようで、砂漠さながらです。
そんでもって、ステージの下から照明をあてるもんだから、ウッドデッキから漏れる光がいいのなんの。お洒落カフェですか?っていうくらい、いい感じ。幻想的ね。
あいかわらず布を使うのがお好きなようで、多様されてましたが、これも照明とあいまって素敵でした。あと、衣装も素敵でした。

キャスティングなどは、公式HPで。



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ハル、ハル、ハル
古川 日出男
河出書房新社 2007-07
評価

by G-Tools , 2007/12/18






久しぶりの古川日出男?。装丁がかわいくって、買いたくてうずうずしていた本です。
古川氏曰く「次の段階へ来た」らしい。最後にそう書いてあった。
そうなんだ?へ?と思いながら、コレまでとの違いが分からないのであった。
ただ思うのは、どんどん走ってくなぁって。
古川さん、どんどん走ってるし、走らせるなぁって。
怖いような、それでいいような、思春期みたいな気にさせられるわ。
より闇雲さがなくなったというか、固い意志ありきで走り始めた。そんな感じですか?違うのですか?古川さん。

「ハル、ハル、ハル」
「スローモーション」
「8ドッグズ」

3編入ってます。私は表題作が好き。3人のハルが犬吠崎を目指すんだ。“誰も知らない”的な少年と家出少女とリストラ男、3人のハルが目指すんだよ、犬吠崎を。個人的に犬吠埼、好き。
「スローモーション」は日記形式で書かれる。いつかそれを読む“あなた”に向けて。だから、部分的な情報しか与えられずに知る甥と姪がさらわれたこととか、彼女が企んだこととかが、断片的ゆえに怖い。
「8ドッグズ」まさかの里見八犬伝。でも古川日出男の八犬伝。これ、長編で読みたい。
そしてどれも何故か、千葉の物語だ。暴走の、いや房総の物語。
吠えて、踊って、目指す。そういう話。かな?

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航路〈上〉 (ヴィレッジブックス)
コニー ウィリス Connie Willis 大森 望
ソニーマガジンズ 2004-12
評価

by G-Tools , 2007/12/12




久々に感動!長い長いこの本を読み終わるのにかなり時間がかかってしまったけど、でも読んで本当によかった。
臨死体験がテーマで、心停止している間に観る世界を解明することで蘇生に役立てないかと研究する話なんだけど、正直、臨死体験とかって、全く興味がなくて、それはノー宗教ゆえの馴染みのなさか、死後の世界と言われると丹波哲郎を思い浮かべてしまう世代なせいなのか、これっぽっちも知りたいと思ってなかった。なのに、読むのを止められなくなってしまう。
下巻に入ってからはもう自分がどこにいるのかを見失ってしまうほど入り込んだ。

増設を繰り返したうえ、改装中の場所がアチラコチラにある、迷路みたいな巨大病院、マーシー・ジェネラル。そこで臨死体験(NDE)を研究しているジョアンナ。同じくNDEに関する書物を書いているミスター・マンドレイクを忌み嫌っている。それは、科学的な現象としてNDEを研究しているジョアンナに対して、彼は彼が思う世界観を体験者におしつけ、神がかり的な現象だと主張しているから。臨死体験者のインタビューをマンドレイクよりも先にやることがジョアンナにとっては大切であり、マンドレイクにつかまらないように病院内を逃げ回る。
とにかくこの病院は、棟が分かれている上、連絡通路があったりなかったりで、迂回する道ばかりなの。おまけにカフェ・テリアはいつも閉まってる。


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グエムル-漢江の怪物- スタンダード・エディション
ソン・ガンホ ピョン・ヒョボン パク・ヘイル
ハピネット・ピクチャーズ 2007-01-26
評価

by G-Tools , 2007/12/11






公開当初、韓国の監督がゴジラを作ったみたいなことを言っている人がいたけど、その人たちは映画観て言ったのかな?パニック映画なんかではないですよ、これ。社会風刺、政治批判、そんな類。まぁパッケージ的にもパニック映画の様子であるけれども、こう見せてるのもまた監督の狙いじゃないの?
怪物は出てくるけど、本当の怪物は誰?って話なんです。
秀逸。また韓国映画に唸らされた。こんなにも人間の悲哀を巧妙に撮るとは。ポン・ジュノ監督のみならず、韓国の監督は泣き笑いを撮るのが巧い人が多いな。

ストーリーは、ソウルを流れる大河”漢江”に突如怪物が現われる。これも不法投棄の化学薬品が原因みたいな撮り方をしてるけど、全くそこの過程には言及してません。まぁ、薬の出所が在韓米軍基地だけにね。この怪物がのんきに過ごしていた川原の人々を阿鼻叫喚に落としいれる。そして、川原で雑貨屋を営んでいた一家の娘も襲われてしまう。死んでしまったと思っていた娘からSOSの電話をうけ、一家は娘を助け出そうと奮闘する。

最悪だ。保存したら、一度書ききった記事が飛んだよ。保存の意味ないじゃん。くっそー・・・最初より淡白な記事になるんだよね、こういうときって。くっそー

気を取り直して、ジョン・レノン音楽祭2007「DreamPowerジョン・レノンスーパーライブ」に行って来ました。3回目です。今回は座席を増やしたかったようで、ステージの裏にも座席がありました。そのせいかスピーカーらしきものがステージの左右に吊るされていて、2階席からはその物体がものすごく邪魔でした。せっかくのスクリーンも全く見えず・・・哀しかった。

?今回の出演者?
忌野清志郎with仲井戸麗市/奥田民生/吉井和哉/Chara/BONNIE PINK/LOVE PSYCHEDELICO/THE SUNDAY DRIVERS[箭内道彦×渡辺健二(スネオヘアー)]/斉藤和義/くるり/木村カエラ    
クラウス・フォアマン/樹木希林 

何よりも清志郎の復活が嬉しい!!よくぞ戻ってきてくれました!清志郎のイマジンは本当にいい!彼なりの和訳というか解釈をしてるんだけど、「想像してごらん」なんて歌わない。「国境なんてなぁい」ですよ。清志郎の歌を聞いて、私にとって清志郎はジョンみたいな存在だと思った。恥ずかしげもなく歌うストレートな熱いメッセージ。あの声だから?それがすんなりしみる。あぁ、清志郎長生きしてください。

そして今回の目玉?と言いたい。樹木希林さんの出演。本当に素敵な人!朗読もお孫さんたちのアカペラもとっても良かった!胸打たれました。
老若男女が想いをひとつにして歌を歌う。素敵な場です。
今年はオノ・ヨーコも控えめでいらして・・・良かったです。

ジョン・レノンという人は月日が経つほどに偉大になっていく様。会場にいてジョンはとても幸せ者だと思った。素敵なメンバーと出会い、ヨーコを愛し、自分の想いを歌にできた。そして死してなお、自分のメッセージが歌い継がれる。アーティストとしてこれほど幸せなことはないだろうよ。まだ、争いは終わらず、国境もなくなってないけど、この世界には希望もあるよ。あなたのメッセージを語り継いでいる人がこんなにもいるんだから。
歌を聴きに行って、平和を想って帰ってくる。そんなライブなんです、これ。高くても行った方がいいぞ。 


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