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鉄コン筋クリート (通常版)
二宮和也 蒼井優 マイケル・アリアス
アニプレックス 2007-06-27
評価

by G-Tools , 2008/02/25



最高!!!!
もっと早く観れば良かった!
大好きな松本大洋。出会いもこの『鉄コン筋クリート』だった。それから他の作品も全部、読んで読んで読み倒したけど、やっぱり『鉄コン筋クリート』が一番好きで大切にしている漫画。
そんな原作ファンを失望させない完成度でした。
あの松本大洋の世界感、白黒では物足りないと感じさせる“街”を見事にカラー映像にしてくれて、どこを観ても、作った人たちの作品へのこだわりと愛を感じました。
製作をあきらめなかったSTUDIO4℃のスタッフと実現へ導いたマイケル・アリアスらの熱意に感謝!そしてありったけの敬意を払っちゃおう。
特にマイケル。最後のクレジットを観ていても分かる。いかに彼がこの作品で活躍したか。
色んな役どころに彼の名前が出てくるから、本当に自分でやれることはいっぱいやったんだろうなって、伝わってきましたよ。やるなぁ、マイケル。ここ何年かで尊敬できる人ベスト3に入るかも。

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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画


恋する妊婦』を観てきました。
コクーンのバルコニー席で初めて観覧したんだけど、辛かった?。
死角が多すぎだよ?(泣)。上手が全く見えないし、隣の人が乗り出すとセンターにいる役者も見えない。2階席よりは役者の顔がよく見えるけど、舞台の全体が見えないんじゃ、舞台を観に来た意味がない。なんかね、舞台から疎外されてるの。だから空気感が全然伝わらない!!こんな哀しい思いしたの初めてだぁ!二度と買わないぞ、あんな席。
客席の方がよく見えるから、あ、大杉漣さん!あ、きたろうさん!とか、そっち観に来たのかよ!って感じになっちゃったよ(漣さんって難しい字だね)。あ?消化不良!!

作・演出が岩松了さんだったからかなり期待してたんだけど、これって面白いのかなぁ?
途中から舞台見えないから、声だけで観賞してた私には、あまり面白さが伝わらなかったよ。あたりまえか・・・
風間杜夫が座長を務める旅芸人一座の日常。座長婦人・小泉今日子は妊娠中で、副座長・大森南朋の夫婦は破綻してて、一座一番人気だった役者は女と逃げていて・・・と狭い世界で愛情もつれあっての一座の様子。

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てるてるあした (幻冬舎文庫 か 11-2)
加納 朋子
幻冬舎 2008-02
評価

by G-Tools , 2008/02/12




加納さんの作品、久しぶり!
ずっと読みたいなと思って文庫化を待っているうちに忘れていた本。
『ささらさや』で出てきた不思議な街、佐々良のお話第2弾。前作を読んだときにはまだブログなんて書いてなかったので、細かい感想が思い出せないけど、好きなタイプの本だったはず。

借金のために夜逃げすることになった照代の一家。自由奔放で浪費家の母と、母と車だけを愛している父の2人は自分たちだけで逃げることにして、中学を卒業したばかりの娘にはプリペイド式携帯だけをもたせ、遠い親戚の家へと行かせる。
そうして少女が独りたどり着いた街、佐々良はたいした観光名所もなく、寂れた街だった。東京から来た少女は、高校へも行けず、寂れた見も知らぬ街で、会ったこともない親戚を尋ねるハメになった自分の境遇に不満たらたらだ。
その遠い親戚なる鈴木久代というおばあさんは近所で魔女と呼ばれる、厳格なおばあさんだった。そんなおばあさんと、今までとは全く違った生活を始める照代。

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おまけのこ (新潮文庫 は 37-4)
畠中 恵
新潮社 2007-11

by G-Tools , 2008/02/11





しゃばけシリーズ第4弾。
私、今までの中で一番好きかも。一冊目の『しゃばけ』が一番面白いなと思ってたけど、それはこの世界観やキャラクターたちとの出会いの本だから、面白いのは当たり前で、この『おまけのこ』はしゃばけの世界観がベースにある中で、深みのあるストーリーが展開されているから、秀逸!

いやいや5編とも面白かったぁ。前に出てきた白粉を厚塗りするお雛ちゃんのその後の話「畳紙」も良かったし、若だんなの初推理?「動く影」や表題作である鳴家(やなり)の大冒険もかわゆくてかわゆくて。妖のなかで一番鳴家が好きだっていうのもあるんだけど、この小鬼たちが愛おしくて、目じりが下がっちゃうね。「きゅわきゅわ」という鳴き声を聞いてみたい。
今さらだけど、色々な妖がいれど皆がみな甘いものが好きっていうのがかわいいなぁ。ご褒美がお饅頭やかりんとうだし、川にすむ妖まで饅頭好きなんだもんね。憎めないよなぁ。

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やわらかい生活 スペシャル・エディション
寺島しのぶ 豊川悦司 松岡俊介
ハピネット・ピクチャーズ 2007-01-26
評価

by G-Tools , 2008/02/08





絲山秋子さんの「イッツ・オンリー・トーク」を映画化したもの。映画としてはとてもいい配役なんだけど、やっぱり伝わらないなぁ、映画だと。
原作はかなり良かったんだけど、原作を知らないでこの映画を観たら私はきっとこき下ろすな。役者が好きなだけに余計に腹立ててたかも。

なぜか余計にわかりにくい設定変更をしてた気がする。40過ぎてもフラフラしてる従兄弟とか、同級生の本間くんとか、バックボーンを変えたことによって優子との関わり方をどう受け取っていいのか分からなかった。ただの痛々しい、ありがちな映画になっちゃった感じ。
残念だわ。私、本間くんの存在が結構好きだったのに、この映画では彼の良さがなかった。
優子も、優子としてのキャラは残念ながら、ちょっと壊れ気味の女としか認識されないんじゃ・・・もっと不器用で、でもかわいくて、っていう共感しちゃう優子が映画にはいなかった。

ただ優子役の寺島しのぶはさすが。この映画の観るべきところは彼女だけじゃないかな。決してキレイな顔ではないのに、驚くほどキレイに見える瞬間があって、寺島しのぶの奥深さを知る。目を背けたくなるほど嫌な女にもなるし、グッと引き込まれる瞬間もある、不思議な女性。
あと痴漢役の田口トモロヲ。一番のはまり役だったかも。
原作が好きな人にはちょっと残念な映画化だったかなぁ。

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灯台守の話
ジャネット・ウィンターソン 岸本 佐知子
白水社 2007-11
評価

by G-Tools , 2008/02/07




私の友人が灯台守と結婚したいという願望を持っている。そんでもって携帯にも灯台ストラップがついている。そんなわけで、この本を目にした時、ニヤリと迷わず手に取った。

灯台って陸に住む者にとってはなんだか寂しげだけど、海と空の青に映える建物という認識ぐらいしかない。そんなこともないか?(笑)でも岬の突端にスクッと立つ姿は何故か心を打つ。孤独で、自分の役目に忠実な姿はかなりのストイックさだ。
あの灯りを頼りに航海をした船乗りたち。真っ暗で果てしのない海の中で灯台の灯りを見つけたときの安堵感は容易に想像がつく。そんな灯台を守る人もまた孤独でストイックなんだろうな、なんて思う。常に塩気を含んだ強風にさらされながら、嵐の中灯台の灯りを必死で守る・・・そんなイメージ。

この話は代々灯台を守ってきた盲目の人ピューが、引き取ったみなしごシルバーに語り聞かせる物語。“灯台守の仕事は灯台を守ることと物語を語ること”なんだって。なんて素敵な仕事なの!
ピューが語ったのは、敬虔な牧師でありながら、なにか秘密を背負っていた男バベル・ダークの物語。ソルツの灯台が建った日と同じ日に生まれたから付けられたという“バベル”という名。きっとこの名に運命が引きづられちゃったんだろうね。
そんなバベルの物語とシルバーが語る物語。

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