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あの日にドライブ
荻原 浩
光文社 2005-10-20
評価

by G-Tools , 2009/01/31



銀行を辞めた中年男がタクシードライバーをしながら、失われた自分のエリート人生への未練とあったかもしれないほかの人生の可能性を思い、うだうだしている話。

いつもは小気味好い荻原さんの文章がなんだかイライラと感じられる本でした。ウジウジ部分が長すぎなのかな。中年男のバカバカしい妄想と現実逃避に付き合いきれなくなります。
主人公は2児のパパである40男なのに、世の中に対する考えが全く子どもです。今頃そんなことに気づいたのか!?ばっかじゃない!!って感じです。でも、意外に世の中、こんな男たちがいっぱいいるんじゃないだろうかと不安になります。
まぁ、世の中って大多数の浅はかな(言い方悪いけど)人たちによって平和に成り立っているということも事実ですけどね。みんながみんな思慮深く、冷静だったら社会って動かないと思うんですわ。あまり考えずに頑張れる人間が多い方が社会はうまいこと回るんだなぁ。
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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌


tanakatetsusi

最近、サボっていた”気になる人”。
本当に今さらなんですけど、大好きなので書きますよ。
鈍牛倶楽部 所属。今年で43歳(?) 男盛り!!

いつから好きなのか、もう覚えてないんですけど、本当に色んな役をできる方で、最近大活躍ですよね?
個人的には、やさぐれた役が好きです。性格の悪い役や、ちょっと3枚目の役あたり、いいですよねぇ。メガネはありでお願いしたい感じです。

映画にドラマにCMに・・・と見る機会が増えて嬉しい最近ですが、昨年は舞台で生哲司さんを拝見(SISTERS)!あまりのかっこよさにクラックラッしましたよ。
で、また今コクーンでやっている『パイパー』にも出演中です。しっかり見てきます!

こういう役者さんって、本当に日本では貴重だと思うんですよ。善人にも悪人にもなれて、隣人として馴染むこともできれば、畏怖を感じさせるようなオーラも出せる・・・
年を重ねても素敵な俳優さんでいて欲しいです。

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庭の桜、隣の犬 (講談社文庫)
角田 光代
講談社 2007-09-14
評価

by G-Tools , 2009/01/26


角田さんはさらりと怖い話を書きます。
こんなどこにでもありそうな夫婦の感情を改めて描くと結構怖いもんなのね。

「なんで一緒にいるんだろう?」ってふと思ってしまった妻房子となんだかわからないうちに自分の生活が崩れ始めている夫宗二。小さな出来事を通じて夫婦の意味を考える。

特に働くでもなく家事を頑張るわけでもない房子。毎日のように実家に帰り、おかずを分けてもらい、洗濯をしてもらう・・・なに、この女。すごいムカつくんだけど。旦那はそれでいいのかい?って疑うと旦那は旦那で、さして仕事に情熱もなく、今の生活に確かな”ビジョン”があるわけでもなく、一人だけの時間に恋焦がれている。好きでもない女に付きまとわれても、はっきりと拒絶しない。
子どもたちの配偶者の悪口を無意識のように口にする房子の母親や、熟年恋愛を始める宗二の母親など、どこを見てもなんだかいけすかない人ばかりが登場する。
結局のところ、家族というものの嫌な面をじわ?っと描いているんだな。なんだか読んでいていやぁな気分になる。気が滅入る。目を背けたいところをわざわざ描かれている気がする。

角田さんは家族に対する嫌悪感を描くのが上手いよね。自分の感覚と似てるからなのかな。結構、堪えるんだよね(笑)。自分が逃げているところをわざわざ見せられてる感じで。
「なんで一緒にいるのか」って家族に対して持つ永遠の疑問。ましてや夫婦なんて自分たちで選んだ結果だからね。そこに疑問が生まれちゃうとキツイよな。こんな疑問を持つ人間はあんまり結婚しないんだろうなぁ。私なんて、この世の中にこれだけの夫婦がいる現実が不可解だもの。
こんなこと考えずに能天気に暮らすのが一番幸せだと思う。だから、こういう小説は怖いのよ。

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古田新太のリチャード三世、初日に行ってまいりました!
いやいやいや、いのうえひでのりはすげぇな。
言いたいことは山ほどあるので、興奮順に。

 詳細は公式HPでね⇒⇒パルコ劇場HP


【銀粉蝶すごい?!!】
テレビで観ているだけでも好きな役者さんでしたが、初めて舞台で拝見して、その存在感と上手さに度肝を抜かれました!今回のマーガレットという役が魔女的な雰囲気だったので、よりはまっていたのだと思いますが、もうあのシェイクスピアのおどろおどろしく、まどろっこしいセリフがピッタリ!彼女だけでも一見の価値あり!

【シェイクスピアってやっぱいい?】
それほどシェイクスピアに馴染みがあるわけでもなく、数えるほどしか観た事はありませんが、5年ぶりくらいに観るシェイクスピアは面白かったなぁ。あのセリフ回し。あ?舞台!って感じがたまりません。
学生の頃、普段うちらとバカ騒ぎしながら芝居やっていた先輩が、マクベスを演じたときが初シェイクスピアだったんだけど、その時の衝撃(めっちゃかっこよかったのだ)を思い出しましたよ。
あと『オイディプス王』のセリフにクラクラきたときね。「おお、私の呪われた子宮?」的な。

【前半は後半までの試練だ!】
リチャードの長?い独白から始まるこの芝居。み?んなセリフ長いよ。だってそれがシェイクスピアだもん。それが分かっていてもやっぱり最初は辛い!眠気が押し寄せるのです。それをぐぅっとこらえて2時間の前半を終え、後半に突入すると舞台は俄然動きます!
大音響のメタルに、クライマックスへの盛り上がり。狭い舞台にいるはずが、なんだかだだっぴろい世界に連れて行かれた感じです。マッドマックスな感じです(笑)。そう、映画っぽいんですよねぇ、スケールが。

テーマ:観劇 - ジャンル:学問・文化・芸術


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阪急電車
有川 浩
幻冬舎 2008-01
評価

by G-Tools , 2009/01/20



ずっと気になっていた作家さん、ようやく読めました!
ずっと男性だと思ってたので、なんて女心のわかる作家さんなんだろうと感心しながら読んでいたら、あとがき見てビックリ!女性だったんですね(笑)。

いや?素敵な本でした。かなり夢見がちな内容でしたけど(笑)、ほほえましかったです。
東京者には馴染みのない、阪急電車。駅ごとにエピソードが書かれ、また折り返してくるんですよ。それぞれのエピソードの登場人物が絡んでいて、同じ電車に乗り合わせた人たちのそれぞれの視点で出来事が描かれています。
恋の始まりや別れの決意・・・電車に揺られながら、乗っている人たちがそれぞれに感じていること、考えていることを丁寧に面白く描いています。

なんだかね、気持ちがいい人がいっぱいでしたよ。潔かったり、かっこよかったり。こんなに素敵な人が乗っている電車だったら、阪急電車は素晴らしいですね。現実を無視して、とてつもなく有川さんがポジティブなのか、実際に阪急電車とその沿線の町を愛しているのかのどちらかだと思いますが、後者であって欲しいですねぇ。

恋が始まる瞬間を目撃したときの描写とか、車内で繰り広げられる女子高生の会話とか、面白かったわ?。
思わず宝塚に住む友人に連絡したくなりました。「アンタの使ってる電車どんななのよ!?」ってね。

さぁて、文庫になるのをひたすら待っている『図書館戦争』がより待ち遠しくなりましたよ。どうしよ。

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サクリファイス
近藤 史恵
新潮社 2007-08
評価

by G-Tools , 2009/01/16


ずっと読みたかった本がブックオフのセールでゲットできたので。
近藤さんは初めて読む作家さんです。
表紙の写真とタイトルから全くどういう話なのか予想できなかったこともあって、手を出してなかったんですけど、意外な作品でした。
さらっと読めるわりに、描いてあることは結構重たくて、それでいてロードレースを描いているせいかさわやかな印象もあって・・・と色々なことが意外でしたね。
面白かったです。欲を言えば、もう少し読みたい。

私も自転車レースの世界はほとんど知らなくて、「茄子?アンダルシアの夏?」で観たぐらい。
なので、ロードレースのチームがこんな風に、成り立っているなんて驚きでした。優勝する人が一人で優勝しているわけではないんですね。
これは是非とも、テレビで実際にチェックしてみなくては!
さらに、東京のごみごみした道路をすり抜けて走っている競技自転車の人を、今までは危ない、うっとおしいとしか思ってなかったけど、もう少し興味を持って見てみようと思います。

知らない世界に興味を持たせてくれるのは、読書の醍醐味ですね。

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願い星、叶い星 (奇想コレクション)
中村 融
河出書房新社 2004-10-22
評価

by G-Tools , 2009/01/12



奇想コレクション8冊目。
基本、SFなんですが、なんだかとっても哲学的な話が多かった気がします。
”地球最後の?”という設定や、タイムトラベルものがいくつかあり。

「ごきげん目盛り」
「ジェットコースター」
「願い星、叶い星」
「イヴのいないアダム」
「選り好みなし」
「昔を今になすよしもがな」
「時と三番街と」
「地獄は永遠に」

最後の「地獄は永遠に」が中篇でしたが、なんだかSFというより神話を読んでいる気分になりましたよ。サタンやら創造主やら日本人には馴染みの薄い世界でした。
「ごきげん目盛り」は狂った高性能アンドロイドの話。恐ろしいです。狂ったアンドロイドはSFの永遠のテーマですなぁ。「ジェットコースター」なんかは面白かったですね。
ベスター氏によると、未来の人間たちはとにかく退屈で、新しい刺激を求めているようでした。

SFとしてきっと王道だと思うんですが、個人的にはもうすこしウィットにとんだというか、ユーモアのある話の方が好きです。背筋が冷えるようなSFはあんまり・・・
まぁ、描かれた時代が時代なんで(1940年?50年代)、暗くなってしまうのはしょうがないですね。当時読んでいたら相当面白かったろうな、と思います。

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竹光侍 5 (5) (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
松本 大洋
小学館 2008-09-30
評価

by G-Tools , 2009/01/08



松本大洋が描く時代劇漫画。
素敵です。1コマ、1ページと言わず、一筆一筆を楽しむようにゆっくりと読みたい作品です。
スピリッツを購読しなくなって久しいので、こんな漫画を描いていることに結構最近気づいたんですけど、初めて見つけたときの幸福感ったらなかったですよ。
松本さんの世界観で時代劇を観られるのが、とっても素敵。
幸せ?な漫画です。


大好きだった漫画 『蟲師』がついに終わってしまい、とっても残念なところ、心の拠り所(漫画における)はこの『竹光侍』のみとなりました。いっぱい描いてください。松本さん。



蟲師 10 (10) (アフタヌーンKC)
蟲師 10 (10) (アフタヌーンKC)


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明けましておめでとうございま?す。

もう2009年ですって。平成21年。平成生まれが立派な成人ですよ。怖いですねぇ。2008年はこれといって良いことも悪いこともなかったので、今年はどうでしょうねぇ。
正月だけで言えば最悪な年でしたけど(笑)。年々、親との折り合いが悪くなっていくんです・・・親も子も選べないからお互い様なんだけど、本当に自分の親じゃなかったら絶対付き合いたくない人種なんだよなぁ。あ?あ。嫌な思いをしたくなくてなるべく顔を合わせないようにしているんだけど、ねぇ。そんな里帰りをしていた正月。家にあった『おたんこナース』でひと笑いして帰ってきました。
ま、こんなご時勢、毎月お給料もらえてご飯が食べられるだけでも良しとしよう!

さぁ、今年も頑張るぞぅっと。もうちっと本を読む時間があるといいね。あとはカラダを動かさないとね。30代はあっという間にカラダの線が変わります。恐ろしいことです。




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