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万城目さん、こういう本も描けるんですね?素敵でした。
これまでの不思議路線を活かしつつ、人と猫の関係性を温かく描いております。

かのこちゃんは、小学校に上がったばかりの女の子。
その家にふらりとやってきて住み着いている猫のマドレーヌ。
町では、メス猫たちが空き地に集まり、情報交換をしている。
その猫たちから、一目置かれているマドレーヌ。
それは、”主人”の言葉がわかるから。
最初、主人は飼い主かなと思ったのですが、この”主人”は夫婦の意味での”主人”で、実はかのこちゃん家の飼い犬なのでした。犬と夫婦?という不思議な取り合わせも、この夫婦のなんだかのどかな関係性を見てると、ありだなと思ってしまいます。

マドレーヌの目線と、かのこちゃんの目線で綴られる夏の数日間。
出会いがあり、別れがあり、懐かしくて切ないお話でした。
とにかく視点が優しくて、万城目さんを思わず好きになりそうでした(笑)。
素敵な女の子と素敵な猫のお話です。


はからずも、猫の話が3作続いた。
猫好きにはたまらない読書の日々でございました。
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バンクーバー。
あんまり興味持ってなかったけど、カーリングにはまる。
ん?面白い競技だわ。でもこれって、絶対やってる人たちが一番面白いと思う。
あと、10Endも必要なのかしら?ってちょっと思ってる。
見てる分には後半だけで十分面白いからなぁ。
あれ?これって野球とかでも言えることか?
それにしても、見れば見るほど色々なところが気になる。
そもそもなんでこのゲームおもいついたんだろう。
靴はどうなってるのかしら?
みんなめっちゃ体が柔らかいのね。
可愛い人が多いのは何故??などなど

決勝リーグには残れなかったけど、面白い試合をありがとう 


あとさ、今回開幕まえの訃報があって思ったんだけど、冬五輪の競技って危険なのばっかじゃない?リュージュだけじゃなく、アルペンスキーとか、スノボとか、ジャンプとか、考えてみりゃ、怖いもの知らずのやんちゃ野郎たちが、「ヒャッホ?」とか言って調子こいてやるような競技だと思う。五輪競技にするの、誰かが止めればよかったのに。国を、世界をあげてのやんちゃ推奨ですよ。だって、生身の身体で150kmとか出るのおかしいっしょ

そう考えるとだね、国母選手のあれやこれやって納得できるの。
だって、好きでスノボやってて、たまたま上手くって、五輪っていうなにやらデッカイ大会の出場権、手にしちゃって、ヤリ?って意気揚々と出かけたら、まさかの腰パンバッシング!!
そりゃ本人にしてみたら、何なの?って話でしょ。
別に国の代表なんて意識して、スノボやってるわけじゃないだろうしさ。
私も、腰パンぐらいでうるせぇな、世間。って思ったクチだけど、あの会見みて、笑ったわ?
「ちっ、うるせいな」って(笑)
言っちゃイカンよね?思ってるなら、会見そのものを拒否すりゃいいんだよ。
そうすればみんなも不快にならずに済んだのに。
先日の横綱引退問題もそうだけど、スポーツに品性だの品格だの求める声って多いけど、種目によって成り立ちが全然違うんだから、同じものさしをあてはめちゃ無理があるよね。

別にスノボとかスキーに品性を求めちゃイカンって言ってるわけじゃなくて、競技によってそれに取り組んでいる人たちの姿勢が異なるのって仕方ないんじゃないの?ってこと。もっとひろ?い心で観戦しましょうよ。
オリンピックというひとくくりで全てを判断するには、冬のスポーツは多様すぎる。いや、やんちゃすぎる

総括・・・葛西のジャンプ、残念でした予選で一番飛んじゃったよ・・・


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マタタビ潔子の猫魂(ねこだま) (ダ・ヴィンチブックス)
メディアファクトリー 2010-01-20
評価

by G-Tools , 2010/02/22




ダ・ヴィンチ文学大賞を受賞した作品。
デビュー作とはいやはや・・・

冴えない派遣社員の潔子は実は猫魂を使える夏梅種(かばいだね)の血筋。しかし、当の本人はそんなことを知らず、毎日冴えない日々を送っている。その潔子の飼い猫メロは、まさにその猫魂で、潔子に憑依し、潔子によってきた”憑き物”を喰らうことで数百年と生きている猫だった。

そんなあらすじだけだとけったいなモノノケ話なんだけど、OLの潔子が出くわす日々の嫌なことっていうのが、私たちの日常にゴロゴロしていることで、それが悪霊の仕業だったていう面白展開。身のまわりにいる嫌な奴をメロがパックリと飲み込んでくれるのが気持ちいい。
イチイチうるさい潔癖症の上司とか、自分ばっか食うのに割り勘する同僚とか、結婚するのが世の中で一番幸せなことだと思っている同級生とか、うわ?いるよ、いるよっていう共感もできるし、潔子が心酔している占い師の言葉も結構面白い。

潔子自身が本当にダメな女っていうのがちょいイライラするけど、その分メロとのやり取りが引き立ってました。
文学って感じじゃないけど、エンタメ作品として、普通に楽しめる一冊です。

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ネクロポリス 上 (朝日文庫)
朝日新聞出版 2009-01-09
評価

by G-Tools , 2010/02/20




「アナザー・ヒル」そこは、死者と会える場所。
どうやらイギリスの近くにあるらしい、この場所に”ヒガン”シーズンになるとこの土地の住人と親戚だけが入山を許され、死者との交流ができる。
・・・ものすごい設定です。

で、今回日本の大学生であるジュンイチローは研究のため、遠い親戚であるハナやマリコたちとともに入山する。夢物語のように語られるアナザー・ヒルに半信半疑でやってきているジュンだが、実際にアナザー・ヒルに足を踏み入れ、目の当たりにする”ヒガン”。
そして、この年は、本国で話題となった「血塗れジャック」の犯人探しに国中の人が胸躍らせて来ていた。
なぜなら、ここを訪れる死者「お客さん」と呼ばれる彼らは、うそをつかないからだ。被害者たちに会い、何が起きたか、誰に殺されたかを聞けることを楽しみにしているのである。
ほかにも、死んでしまった親類縁者と会えることを楽しみにやってくる、特別なイベント。
そんなアナザー・ヒルで起きる陰惨な事件。
いつもと違うアナザー・ヒルの雰囲気で戸惑う人々、次々と起きる不可解な事件。
一体、アナザー・ヒルに何が起きているのか。


始めは、突飛な設定を楽しく読んでいたのですが、どんどん怖くなってしまい、上巻の終わりの方なんて途中で止めるには怖すぎる展開で朝まで読むはめになってしまった。
幸い、下巻の方では、色々な謎がすっきりと解決してくれたけど、やっぱり死んだ人と面と向かって話ができるなんて事態は避けたいですね。それが最愛の人であれ。
先住民であるラインマンが連れている犬クロや、ハナの飼い猫のサニーとサイドなど、獣好きには嬉しい一冊。コニー・ウイリスの本をちょっと思い出させる世界観でした。

それにしても、ジミーとテリーが怖すぎ。

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agape


12年目にして解散となるAGAPE。
12年前っつうと、私がぼんやりと演劇を観始めた頃だわ。社会人になって舞台のチケットを買えるようになって、闇雲に面白そうな舞台へと繰り出していた頃。
当時、『BIG BIZ』がすごく見たくてね?行かなかったんだけど。
なんだかいいメンツが揃ってるんですよ、毎回ね。
だから、行ってなくても結構フライヤーを覚えていたりする。

今回も素敵メンツでした!
ま、私はもちろん久ヶ沢あにぃ目当てなんですけどね。
あにぃ以外のキャストの方も皆さん素敵でございました。
新谷さんのことをずっと羽野晶紀に似てるけど、ちょっと違うなぁと思いながら観劇してしまいましたが・・・申し訳ない。
キャスト紹介の時に「あっ!そうだ。世田谷カフカだ!」と気づきました。
それにしても新谷さんのあの谷間は本物でしょうか?共演者の方、つい見ちゃわないのかしら(笑)。

こういう風に害のない、気楽に笑える、お手軽な舞台って結構貴重なんですよね。
最終公演ということで、本当に残念なお知らせでしたが、キャストの方々はまた違った舞台で活躍されるでしょうから、それを楽しみにしています。

ただ、私が観た回は、噛みっぷりがひどかったですよ(笑)。
噛みの連鎖っていうのを目の当たりにした回でしたね。
それもまた残念なお知らせでございます・・・



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ねずみ三銃士による第2弾の舞台。
舞台にはいけませんでしたが、CSで放送していたのを観劇。

作:宮藤官九郎
演出:河原雅彦
出演:生瀬勝久、古田新太、池田成志、三田佳子


テレビでの観劇って、どうしても観づらくてあんまり集中できないことが多いんだけど、これはあっという間に観終わっちゃいましたよ。舞台で観ていたらさぞかし迫力があったでしょう。
これは、面白いわ?

ある女優の屋敷に集められた3人の作家。監禁され、強いられたのは、女優の自伝を描くこと。
携帯小説を描く生瀬、絵本作家に池田、そして三流ルポライターに古田。
あくの強いこの3人を上まる存在感を示したのが、三田佳子。
この人、すごい!
劇中で自分の半生をドドっと演じるんだけど、クドカンに河原さんだから、まぁこれまでの三田さんからは想像できないような色々をやらされています。ラップとかね。でも、その要望に120%で応えているように見えました。やりきってます!アッパレです!
よく、古田さんや生瀬さんの芝居に引っ張り出される女優さんは、頑張っているんだけども彼らの手の中で転がされてる感じがあるんだね。でも、今回の三田さんは、まさに主演女優!突き抜けてましたよ?

脚本も面白かった。何故、彼女が彼ら3人を集めたのか。
3人が描くフィクションであるはずの、彼女の半生がどんどん彼らの人生にシンクロしていき、ゾォ?とするような展開もあり、細かい笑いもあり、見どころ満載でした!

舞台に行けなかったのが悔やまれます・・・



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photo
料理長が多すぎる (ハヤカワ・ミステリ文庫 35-1)
平井 イサク
早川書房 1976
評価

by G-Tools , 2010/02/08





たまたま古本屋で面白そうなタイトルだなと思って手に取った本。
原題もなんだか粋。『TOO MANY COOKS』。
海外ミステリファンには有名なのかしら?ネロ・ウルフという探偵シリーズだそう。

これが面白い!恐らくポワロやシャーロック・ホームズが面白いのと同じ感覚?あんまり原作で読んだことがないから分からないけど、こちらのウルフシリーズもテレビドラマ化されているそうです。絶対面白いだろうな。

探偵は、グルメで巨漢のネロ・ウルフなんだけど、語り手は助手をしているアーチー・グッドウィン。このアーチーがいいんですの。身体が大きいからなかなか動かないウルフの世話をよくやいていて、会話も軽妙で、できる男なんですの。バカな女に引っかかったりもしないし、ドジだったりもしない。
彼の語り口の軽快さがグングン物語を引っ張っていってくれます。アーチー素敵。

今回の物語は、世界の一流の料理人が集まって行われる晩餐会が舞台。
”15人の料理長”が集まり、最高の料理で最高の料理人たちをもてなすこの恒例行事にウルフは主賓として招かれていた。ソース・プランタンという利きソースのゲーム中に起きた殺人事件。
料理人達の、人間関係やレシピにかける思いなどが巧妙に盛り込まれ、さらにウルフのグルメっぷりや、汽車嫌いなどが散りばめられて、物語は進む。
謎解きよりも、何よりもやっぱりアーチーのキャラクターが魅力。
巻き込まれていく状況への彼の不満の漏らし方とか、ウルフの描写とか、クスクス笑いながら読める本。

久々に海外ミステリーに触れて、小中学生の時に読んでいたアガサ・クリスティとかを読んだときの気持ちをちょっと思い出しました。たまにはいいですね、このジャンルも。
また、ネロ・ウルフシリーズを探してみようっと。

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狐笛のかなた (新潮文庫)
新潮社 2006-11
評価

by G-Tools , 2010/02/02




守り人シリーズの上橋さんの和風ファンタジー。
やっぱり面白いですわ?上橋さんの描くファンタジーは。

コチラの本は、<聞き耳>という人の思ったことが聞き取れる能力を持った少女小夜の物語。
小夜が生きるのは、戦国の時代。そして国同士の戦いに”呪い”が用いられる世だった。
力を持つ呪者がいて、彼らが使う霊狐(れいこ)と呼ばれる狐がいる。
森の近くで祖母とひっそりと暮らしていた小夜だったが、祖母を亡くし一人生活をするようになったある日。
市場で出会った男に強い想念を引き起こされ・・・
その時から次々と明らかになる小夜の素性。
小夜の母のこと、父のこと、この国のこと。
そして自分の持つ能力の意味を知った時、大切な人が敵だと知る。

まだ幼い少女と、ひたむきな少年の出会いの物語。

ああ、こんな素敵な話、子どもの時には出会わなかったなぁ。
子どもの話だと思って読んでいると、ラストがちょっとショックだけど。

なんかね、森の匂いとか、梅の香り、川の音、そういった自然を感じることもできる話でした。


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廃墟建築士
集英社 2009-01-26
評価

by G-Tools , 2010/02/01




『失われた町』を挫折してから、三崎さんの本は読んでおりませんでした。
久々に読んでみたけど、やっぱり苦手だわ。
原因は、三崎さんが描き出す架空の世界にまったく入り込めないからだな。
不思議な世界を描いた本って、その世界観を受け入れられるとめちゃめちゃ面白いけど、入り込めないともう苦痛になっちゃうのね。今回は短編が4つだから、読みきれたけど。
ただ、「図書館」は面白かった。「蔵守」も手法としては面白かったけど、内容はそんなに・・・


「七階闘争」
町で起きる事件は七階のせいだ!ってことで、七階を排除する動きがでて、それに対して七階を守る反対派が現われて・・・とまさに七階闘争な内容。これがきつかった。その状況を楽しめないし、何に共感していいのやら・・・で、これがひとつめにあるのは、どうかと思う内容でした。どうせならもっとディテールを詰めて納得させて欲しかった。

「廃墟建築士」
廃墟とは、使われなくなって廃れていく建物という概念とは異なり、わざわざ「廃墟を作る」ことに人生をかける建築士の話。これもね面白く読める人には面白いと思うの。単純に私に合わなかったっていうだけだと思う。もう趣味の問題だね。

「図書館」
バカバカしいけど、これが一番分かりやすくて楽しめた作品。「図書館の夜間開放」といって、元々野生を持った図書館の野性を夜に解放して、それをアトラクションにするイベントを描く。要は夜になると飛ぶんですよ、本が(笑)。
バカバカしいでしょ?でも、その単純さが読みやすかった。

「蔵守」
これは、ちょっと雰囲気が違って、中身を守る”蔵”とその蔵を守る”蔵守”の話。
いつからか、そこにあったが、ついに終わりが来る蔵。その終焉を蔵と蔵守それぞれの主観で描いている。
そもそも人間が誕生する前からあった”蔵”なるものを受け入れられるかどうかだわね。
もしかして、私がその辺にある”蔵”を想像しているから違和感があるのか?いや、描写されていたのも同じようなものだったな。

ま、とにかくこれらの話の設定を受け入れられるかどうかで、楽しく読めるかどうか、変わると思う。
しばらくまた三崎さんはお休みしよう。

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作:寺山修司 演出:蜷川幸雄
出演:森田剛 窪塚洋介 寺島しのぶ ほか


寺山修司はなんだかめんどくさそう・・・と昔から敬遠している作家なのだが、蜷川さんだし、あの窪塚洋介の初舞台だし、森田剛の芝居は結構好きだし、ということで、行ってみました。
劇場に入って、若干の後悔。わかってはいるんだけど、やっぱり客層がね・・・
しかも、隣の席の女がかなり不安な気配をかもし出している。
入ってくるなり、「なんか舞台白くない?」とか言いながら劇場内をキョロキョロ。
明らかに観劇のテンションじゃないし。
ま、Jのタレントが出てる舞台で客がキョロキョロしてるのなんて日常茶飯事なんだけどね。

そんで、オープニング。ステージ背景の美術扉から駆け込んでくる革命の旗手。「白夜のワルキューレ」かと思った。ステージの使い方そっくりでない?エンディングもここ使ってたんだけど、この演出、正直微妙。だって、観えない席結構あるんじゃない?あと、普通に道路歩いている人が見えると気持ちが萎える。
60年代の雑然とした大阪(だと勝手に判断)から、ポーンと現実の渋谷の町につなげるっていうのは面白い演出だとは思うんだけど。そこまで外見えないし。
そんで、そんな突然開いたステージの扉を見た隣の女たちが言ったこと、「空気の入れ替えじゃない?」。
あ?フラスコが煙いからね、ってんなことあるかい!ああ、突っ込みたい。しかし、そんな調子でこの芝居が終わるまで話し続ける気かい?と不安が増すオープニング。

ま、それは置いておいて、美術は圧巻でしたね。ネオンとか、いかにも大阪の下町っぽい雰囲気の街とか、すえた匂いが今にもしてきそうな舞台。さらに遠藤ミチロウさんのブルースが知らない60年代を演出してくれます。遠藤さんのことはよく知りませんが、”鳴き”がいいです!魂に響きます。
イカれた住人たちの構成もすごい。小人役者のお二方、前にも舞台で観た気がしますが、どの芝居だったか忘れてしまった。彼らの名前が公式HPとかに出ていないのが残念。

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