上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

photo
ペンギン・ハイウェイ
森見 登美彦
角川書店(角川グループパブリッシング) 2010-05-29
評価

by G-Tools , 2010/07/29




モリミーがついに京都を離れた!
脱・京都のファンタジーです。

小学生にしては賢いアオヤマくんが暮らす町に、ある日ペンギンが現われて消えた。
そんな不思議現象にもふれながら、アオヤマくんはいつものように研究にいそしむ。
町探検、いじめっ子のスズキクン帝国の研究などなど。
そして大好きな歯科のお姉さんとチェスをする日々。
しかし、そんなお姉さんがペンギンを作り出すのを目撃!
その日から、お姉さんの研究が始まった。

小学生が小学生らしからぬ賢明さと、小学生らしい純粋さで
日々起きる不思議なことを記していく。
アオヤマくんが辿りついた研究の結果は、子どもにはとても切ないけれど、
彼はこの夏を忘れないだろう。

忘れられない夏って、ノスタルジック。

確かにモリミーの新境地。
でも、綴られる文体のかしこまったおかしさは、健在。
アオヤマ少年がとてもかわいく思えた。
あと、ペンギンっていうのが、プラスだね。
だって、想像しただけでかわいいもの。



スポンサーサイト

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌


しばらく名古屋に出張してました。
暑かった・・・
いや、東京も暑かったんだろうけど。
え?息できないかも?と思う日々でした。
お陰で本なんて、これっぽちも進んでない。

仕事もなんだか暗礁に乗り上げちゃって、ゴールが見えないし、
毎日灼熱だし、気が滅入る、滅入る。


いっそのこと、溶けちゃえばいいのに、私。


恋でもなく、サンボでもなく、熱で溶ける・・・
あ?そこに詩的なものはないわな。
いや、この暑さに詩なんて存在しない。むしろ死。


仕事もハンパ。人生もハンパ。
ハンパものに容赦なく灼熱の太陽は照りつけ、
心をぐにゃぐにゃにする。
輪郭がぼやける。
そして存在理由がぼやける。

だから夏の日はキライだ。

photo
好かれようとしない
朝倉 かすみ
講談社 2007-11-13
評価

by G-Tools , 2010/07/13





朝倉さんの本を読むと、
あれ?どっかから私のことを観察してんの?
って思うことが、よくある。
どこで見られてるんだろう(笑)

それくらい、刺さる・・・
本当にさ、できれば人から気づかれたくない
自分のネガティブな部分をグサグサと刺してくるんだよね。
そんなこと言ってるけど、この女本当はこうなんだよ?って
うわ?それバレてるの?しかも言っちゃうの?!?みたいな、
いたたまれない気持ちにさせられる。

今回の主人公、風吹は赤面症がひどくて、
おそらくそれが原因で、自分の気持ちを抑えようとしたり
欺こうとする傾向がある。
そういう風に、自分の感情と向き合ってきてしまった彼女が
思わぬ「好き」に出会い、自分の中の抑止力と戦いつつ
前に進んでいく話。

タイトルの「好かれようとしない」は
そんな風吹に、年の割りに色気のある大家が言った言葉だ。

「好かれようとしないことよ」


そうか、そうなんだよね。
「好かれたい」、「よく見られたい」という気持ちは
好きじゃない自分と対峙しなくてはいけないきっかけになる。
そうすると、その対峙から逃げ出したくて、気持ちをそらしたり
そらせない気持ちを抱えてジタバタしたり、挙句あきらめてしまったりする。
”こんな自分”を受け入れてくれるのもイヤ、でも本当は受け入れて欲しい。
そういうジレンマで前に進めない。

あ??本当に自分の心の中を覗かれているみたい・・・
私はいつこんな自分から抜け出せるんだろう。
ちょっとあきらめていた自分を反省。
「好かれようとしない」
以前に自分の感情をシャットアウトしちゃってるからな、最近。
良くないわ?

それにしても、毎度刺されるな・・・
朝倉さん、私のカウンセリングとかしてくんないかな(笑)。

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌


photo
MUSIC
古川 日出男
新潮社 2010-04
評価

by G-Tools , 2010/07/06




今回は、なんだか、な、難解なんだにゃぁ?
大地の響き、猫の笛、風の音・・・
街には音があって、何かが奏でられている・・・
っていうことの、恐らく『MUSIC』。

なんだけども、むぅ・・・
これは、きっと物語。
タワーを目指した猫の。
猫の全世界共通語を探索する佑太の。
走ることで音を感じた美余の。
男でもあり、女でもあるkaz'miの。
半獣半人JIの。

で、彼らの何の物語?
彼らの音楽にまつわる物語?旅する物語?
地を駆け、空を飛ぶ、そういう物語なんだけども
・・・で?


言葉の響きに集中して読むと良いのか、
勢いで読むと良いのか・・・
いつものように疾走感を味わえなかったぞ。
読み方を指南して欲しいと思った。
自分の気づいていない読み方があるんではないかと、
すごく心配になってしまう。
敗北感。
どうか、置いて行かないで。寂しいから。
むぅ。。。




テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌



あ?あ・・・


予感はしていたけど、ここまでやられるとは


やっぱりアルゼンチンに策はなかった。。。


それにしても、心底思う。

ドイツのサッカーって、本当キライ

だって、つまらないんだもの。
ペナルティエリアにいる人数バカみたい。
チームとしてうまいし、強いけど、
まったく魅力を感じない。
システマチックだから、選手が変わったって、
内容変わらんでしょ、こういうチームって。

私はおバカでも熱いサッカーが好きだから、
ディフェンスがゆるゆるでも、個人技でズバッと切り込んでいく
チームが好きなのだ。

でも、そういうチームはW杯では優勝しないんだわ。
組織力が勝つんだよねぇ・・・
次のスペインも大好きなチームだけど、きっとドイツには敵わない。
スペインかオランダに勝って欲しいけど、
もうドイツ以外だったらどこでもいい


しっかし、アルゼンチンいいとこなしだった・・・
ベロン出しとけばよかったのかもよ

テーマ:FIFAワールドカップ - ジャンル:スポーツ


ドイツ1点先取で前半戦終了


ヤバイ??

ドイツ強い



アルゼンチン頑張ってくれ??
今日負けてしまったら、
私のネイルがただのおバカネイルになってしまう・・・


100629_0923~01


アルゼンチンカラーにしたのだ
応援体制バッチリなのに


あ、後半始まる
エインセ、退場になるなよ??

テーマ:FIFAワールドカップ - ジャンル:スポーツ


charakter_convert_20100701185856.jpg


野田マップ行ってきました。
池袋の東京芸術劇場、初めて行きました。
なんだかすごい劇場ですね。アジアのデパートみたいだった。

さて、内容。
町の書道教室とギリシア神話がシンクロ。
いつもの言葉遊びが今度は漢字の世界へ到達。
目に見えるいじり方だから、いつもよりわかりやすい。

人に弟と書いて「おもかげ(俤)」
人の夢と書いて「はかなさ(儚)」


探している弟は、果たして幻なのか?
あらゆる生き物の姿を変えるギリシアの神々たち。
書道教室の人間は、人を何に変えてしまったのか?


これまでの野田マップより、メッセージ性が強いというか
過去の社会問題を彷彿とさせる、ある意味わかりやすい内容でした。
何故今、この脚本なのか。それが気になる。
ちょっと怖い舞台でした。
今回は、キャストがとても多くて群舞的な動きが見ごたえあり。
舞台奥、シルクスクリーンの奥で絡み合う群集は、まるで絵画のようでした。
断末魔?地獄絵図?複雑に絡み合う人体は、不気味でもあり、美しくもある。
(まさにポスターの感じ!)

相変わらず、聞き取れない台詞があったり、
内容的に果たして面白いのか?断言できない感じなんだけど、
舞台の使い方、人の動かし方はやっぱり素晴らしいと思う。
野田秀樹は、空間と言葉を操るスペシャリストだと思う。

家元役の古田さんのかぶりものが、紅白歌合戦を思わす。
美川憲一やら美空ひばりやらが被ってそうな装飾でした(笑)
宮沢りえの声が催眠効果のように、カラダに染み込んできた。心地いい。
美波は、宮沢りえとそっくりだ。
田中哲司さん、もっと見たかった・・・
橋爪さん、しょっぱな噛みまくりでドキドキしたけど、あの存在感はさすが!
銀粉蝶さんの復帰が間に合わず(1日違い!)残念。


演劇をあまり観ない人には勧めないタイプの芝居ですが、
私は、好きです。

テーマ:演劇・舞台 - ジャンル:アイドル・芸能



| HOME |


Design by mi104c.
Copyright © 2010 たまゆらのつぶやき, All rights reserved.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。