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u-1

前々から気になっていて見そびれていた「U-1」シリーズ。
GWのせいか、前日でもチケットが取れたので行ってきました!

福田雄一さんも好きな脚本家ですが、
マギーと坂田聡というジョビジョバ好きとしては
たまらないお二人の共演。

うっかりACTシアターの方へ最初向かってしまい、
ロミオとジュリエットのポスターに呆然(笑)
考えてみれば、ACTでやる種類の舞台じゃないわな。
そんなミスもありながら、久々のレッドシアター。


いやいやいや~面白かったです。
坂田さんってやっぱり抜群に顔が面白いww
池谷のぶえさんの存在感も、小劇場で見るとすご!
マギーはちっちゃいおじさんだけど、
イチイチ動きに切れがあって、舞台人ってさすが!と
思いましたよ。

何も考えずにケラケラ笑えるって、いいことだ~!!
初めて福田さんが出演しているのをみましたが、
いいキャラしてますの~ww
福田さんのアトムが最高に面白かった!
フォルムが・・・爆笑。
あと、OPのライティングとかかっこよかった。
舞台って、イチイチが勉強になるなぁ。


人がいなくてガラガラの赤坂でひっそりと繰り広げられる
質のいい笑い。
もっといっぱいの人が気づけばいいのに、もったいない。
5/6までやっているようなので、時間が有る人は是非!

私ももう一回見ちゃおうかな。。
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テーマ:演劇・舞台 - ジャンル:アイドル・芸能


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これはペンです
円城 塔
新潮社 2011-09-30
評価

by G-Tools , 2012/04/18



一時、円城さんの本を書店で探し回ったことがあります。
なぜに、あの頃私の行動範囲の書店には円城さんの本が置いてなかったのか…
すごい不思議。。そういうことって往々にしてありません?

ま、そんな円城さんの本は、芥川賞のおかげで潤沢に置いてありました。


不思議な世界観でした。
でもこの理解しづらい世界はとても心地の良いものでした。
読んでいけばいくほど、文字にからめとられていくような、
文字の砂漠に埋まっていくような、そういう感覚。

そもそも
「叔父は文字なのです」っていう冒頭からしてむむっ!となります。
正直、頭のよくない私には果たして理解できたのかどうか。
表題作より、「良い夜を持っている」の方がわかりやすい物語であったのと、
この物語があったことによって、表題作の方もわかったような気になれた。

記号としての文字、記憶のための記号。
記号にまつわるお話なのだと私は思う。
人が対象を理解するとき自分の知っている”記号”を読み取って
その対象を理解するわけだけど、その”記号”の理解が
周囲のものと違っていた場合の恐怖や戸惑い。
そういうことを考えながらタイトルを考えると深い!

この本で芥川賞取っても良かったんじゃない?とちらりと思う内容でした。
次は、受賞作を読んでみようっと。


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遠い町から来た話
ショーン タン 岸本 佐知子
河出書房新社 2011-10-14
評価

by G-Tools , 2012/04/16


『アライバル』に続きショーン・タン。
今度は画だけでなく、物語も書かれていました。

素晴らしいです!
画と文字の構成が抜群にいい!
これ、訳した岸本さんの力も相当影響していると思います。

ショーン・タンの画は本当にノスタルジックというか、
ほんわかとしていながら、切ないです。
愛おしいとか、慈しみとか、そういう言葉が浮かびます。
なぜだか、胸がチクリとしたりもします。

ある日庭に現れたジュゴンや、空き地にいた水牛、
街中にいる棒人間、潜水服の日本人、街のはずれにたどりついた兄弟・・・
不可思議な物語の登場人物たちは、なんだか大切な存在に思えてきます。
そして、彼らの不在がとても哀しくなったりします。

絵本でありながら読み応えがあり、
また繰り返して何度でも読みたい一冊です。


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くちびるに歌を
中田 永一
小学館 2011-11-24
評価

by G-Tools , 2012/04/04



若い!淡い!清々しい!

五島列島のひとつの島にある中学校。
学年2クラスほどしかない学校で、少女と少年が歌で出会う。

中学や高校でなぜか強制的にやらされてきた混声合唱。
歌うのがへたくそな私には苦痛でしかなかったけど、
それでも4つのパートがかさなりあって、音がうねった時のあの感じは
大人になった今でも忘れられない。

部活動に一生懸命になるとか、
男子と女子が一緒に何かをやるとか、
面倒だけど、ほうっておけない事柄。
逃げてしまいたくなるような恥ずかしい瞬間や、
一生忘れたくないきらめく瞬間。
本当に思春期だけが味わえる貴重な体験。

この本を読んで、自分にそういう時があったことを幸せな気持ちで思い出し、
それと同時に今その時を生きている人たちに
どうか毎日を大切に過ごして欲しいと願ってしまう。

それは、その時には気づかないけど、
過ぎ去ってから本当に身にしみて分かる大切な瞬間。
辛くても逃げちゃいけない時期。
自分の芽をつまないで、守ってあげて欲しい。
学校の片隅や、放課後の一瞬に、
今でも戻れるものなら戻りたい。
校庭からの風を感じて、屋上で雨に打たれる。
あ~戻りたい。

いつもより希望があふれた中田さんの一作。
優しさにあふれた本でした。

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荒野に獣 慟哭す 上 (トクマノベルズ)
夢枕 獏
徳間書店 2011-08-31
評価

by G-Tools , 2012/04/01



書店にサイン本が並んでいたので、つい購入。
獣系SF。
人がめちゃめちゃに殺されます。
首切られるわ、喰われるわ。
獏ワールド全開です。

獏さんの作品の中ではかなり分かりやすい方だと思う。
もう分かったよ、っていうくらい心情や状況を説明してくれるし(笑)。

食人の習慣のある部族の脳からみつけたウィルスにより、人が獣化し、
人間以上の力を持った彼らを兵器として開発するという、
恐ろしいSFです。
獏さんの描いてきている”鬼”と通じるものです。
人が作り出す”鬼”。
その”鬼”の気持ち。

本当に恐ろしいのは鬼なのか、人なのか。
獏さんの作品には、そういう想いが常にあるように思います。
異質なる”鬼”の登場により、”人”の怖さを描く。
その一方で、突出して魅力的な”人”もまた描く。

獏さんの作品は、化け物系が多いですが、
結局は人を描いているのだなぁとしみじみ。


ジャングルをかけめぐる御門の気持ちを想う。
果たして彼は幸せだろうか、と。
しかし、彼が選んだ生き方以外に幸せはあるだろうか、と。
人は人とのつながりをもってして、ようやく人としての幸せを得るのではないだろうか。
私みたいな人嫌いは、御門の孤独を哀しいと思いつつも、ちょっぴり羨ましい。
だって、人であることを止めてしまえば、孤独なんてどうでもいいんじゃないかな。
獣はさみしいからといって泣きはしないだろうから。

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