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レインレイン・ボウ
加納 朋子
集英社 2006-10
評価

by G-Tools , 2007/06/08




高校時代、ソフトボール部に所属していた8人の女の子。
卒業して7年後、ひとりの部員の死によって再会した彼女たち。
それぞれの今の生活にちょっとした謎があって、亡くなった部員がちょっとずつ絡んで、といった感じで彼女たちの生活を描いた7編が入ってる。
加納さんが得意とする日常ミステリー。ソフトボール部のクールなキャプテンは陶子。
『月曜日の水玉模様』でちょっとした謎解きをしているOLの陶子だ。
加納さんのこういう本って、読む人によっては”それが何なの?”って思われそう。
そのくらい、どうでもいい謎だから。
でも私は嫌いじゃないんだよね。人が殺されたりしないミステリー。
つうか、ミステリーと思って読んでないかも。

この本も陶子の人柄とか、部員たちのそれぞれの卒業後の生き方とかそれぞれの人物描写がうまいんだよね。あーありそうって感じで。
このソフトボール部、弱小で人数もギリギリで8人(ソフトって8人でできるのか?)。そのうちの一人が亡くなって他の7人の話なんだけど、それぞれが他の部員たちと違う付き合い方をしていて、人によって個々の印象が異なる。そういう細かい関係性とかが面白い。
タイトルの由縁でもあると思われる、1人を囲んでの7人。
7人を通して描かれる亡くなった1人。

文中に虹の話が出てきて、文化によって虹の構成色は変わるし、色の数さえ異なるっていうことが描かれているんだけど、それがこの本の軸だわね。見方によって異なる人となり。ソフトボール部というひとつの塊を構成していたひとりひとりの個性と物語。まぁよく出来てるよね。
難を言えば、ひとつひとつのエピソードがそれほど面白くないかも。
栄養士の子の話は面白かったんだけどね・・・
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お久しぶりです。
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【2009/10/01 14:05】 URL | 藍色 #-[ 編集]














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