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しゃべれどもしゃべれども
佐藤 多佳子
新潮社 2000-05
評価

by G-Tools , 2007/06/08




他のブログで絶賛されていたので、手にとってみました。初めて読む作家さんです。
落語の話のせいか、おっさんが書いてるような雰囲気もあったけど、なんだかほっこりする本でした。
吃音が出てしまって生徒を教えられなくなったテニスのインストラクター。美人だけど、人前でうまく話せない無愛想な女。大阪から転校してきて学校でいじめられてるんだけど、関西弁を貫く小学生。うまく解説できない元野球選手。問題を抱えた面々に何故か落語を教えることになった二つ目の落語家、三つ葉。
自分のしていることが役に立っているかどうかも分からず、4人のかわいくない教え子たちと関わる三つ葉。スコーンと突き抜けた性格の三つ葉には始め、彼らの悩みがよく理解できなかったが、落語のスランプに陥ったりして、”うまくしゃべれない”ということの辛さを実感する。
話の進め方がうまい。電車の中で何度ニヤリとしたことか。めちゃくちゃ面白くてあっという間に読んじゃったっていうほどではなかったけど、通勤の合間に読むにはいい本。
『タイガー&ドラゴン』を観ていたので、落語の演目が大体わかってよかった。あのドラマを観てなかったら、なんのことやら全然わからなかったと思うわ。
同じ落語の話としては、やっぱりクドカンの方が面白かったなぁとは思っちゃうけど、ちょっと元気にしてくれる本でした。落語、やっぱ観に行ってみたいなぁ。
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テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学



















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