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クレオパトラの夢
恩田 陸
双葉社 2006-12
評価

by G-Tools , 2007/06/08




見た目はかなりいけてるのに、女言葉を話す神原恵弥。アメリカの製薬会社で働いている彼が、双子の妹を連れて帰るというプライベートな理由で日本のH市にやってくる。この地には妹を連れ戻すという目的以外にも、仕事上の目的があった。その目的が妹が置かれている状況と密接に絡み合い、事態は神原の予想できない方向へと進んでいく。

正直なところ、期待はずれでした。
前作 『MAZE』 よりも神原という人に焦点はあたっているものの、彼に魅力を感じなくて辛かった。うーん、これはこのキャラクターを好きにならないと引き込まれないかも。
神原と妹との探りあい、騙しあいの会話とかは面白いんだけど、結局二転三転する色んな推理が面白いほうに転んでいかなかったな、私としては。
前作のMAZEともちょっと似るんだけど、結局理由はそれ?みたいなガッカリ感が否めない。

どういう気持ちでこの本を愉しめばいいのか、ちょっと分からない。神原という人間がハード・ボイルド小説の主人公みたいに、強靭な能力で無敵を誇るわけでもなく、明晰な頭脳で驚くような推理を展開するわけでもなく(色々推理してたけど、ほとんどがはずれてたしね)、気持ちの置き所がちょっと・・・
これだったら、テレビのサスペンスシリーズの方が見られるかも。なんかね、色んなところに疑いをかけすぎて、その全容がぼんやりして最後までスッキリしないのよね。
まぁ、なんだかんだ言って、結局のところ、神原恵弥という人物に惹かれるか、惹かれないか、ってことかな。
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テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学



















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