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フィッシュストーリー
伊坂 幸太郎
新潮社 2007-01-30
評価

by G-Tools , 2007/06/08




おお!待ってました!新刊だぁ。
やっぱり好きだ???!!伊坂本。

「動物園のエンジン」
「サクリファイス」
「フィッシュストーリー」
「ポテチ」

の4編。
「サクリファイス」はあの空き巣の黒澤が主役。さらに「ポテチ」でも黒澤が非凡な魅力を発揮していて、黒澤ファンにはたまらん単行本となってます。
やっぱり完成度で言えば表題作が一番かな。ツラツラとつながってくる人間関係の妙。読める展開なんだけど、面白く読ませてもらえる。
個人的には「ポテチ」が好き。黒澤の空き巣の後輩、今村はギャングシリーズの久遠を彷彿とさせる。”キリンに乗っていくから待ってて”と自殺しようとしている女を引き止める言葉。最高に素敵。そりゃキリン見るまで待っちゃうよ。
いわずもがなですが、セリフがイチイチ洒落てる!いかしてるよ!登場人物に惚れてしまうよ。
伊坂氏の本は内容うんぬんをあまり問いたくない。うすっぺらいとかありきたりだとか、そういう評価をどうでもいいと思ってしまう。ニヤリと楽しく読めるんだからいいじゃないか。読んでるその時が幸せだから好き。
彼の本は、気の利いた友人とものすごく話が弾んだ時の喜びに似ている。何を話したかは、細かく覚えていないけれど、とても楽しかった記憶だけが残っている。そんな感じ。それを小説としていかがなものかと思う人は思えばいいんであって、わたしゃ好きだからいい。
惜しむらくは、あちらこちらに覚えのある登場人物が出てくるんだけど、どの本のどんな状況で出てきたかをちゃんと覚えてないことだわね。

あと、「フィッシュストーリー」の”僕の孤独が魚だとしたら”のフレーズ。メッチャ調べてみたけど、実在する作家さんの残した文言なのかどうかを判明できず。萩原朔太郎あたり書いてそうな気がするんだけどね。どなたか分かる人いないかしら?気になります。
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テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学



















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