上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


多忙期に逃げるようにして行って来ました。小堺さんをはじめとする浅井企画の方々が観に来ていました。コクーン本日も立ち見あり。
演出:生瀬勝久
出演:大倉孝二、八嶋智人、奥菜恵、戸田恵子、小松和重、六角精児、鈴木浩介、岩佐真悠子

さてさて、お話はというと・・・
どうやら日本が大地震で沈没。水没をまぬがれた地上はかつての山頂。そのわずかな地上にサダヤマ(大倉)がたどり着く。そこには7人もの人間が生活をし、水も食料もある楽園に思えたが・・・つうわけで、世界の状況もわからない、食料には限りがある、世の中には男と女がいる・・・平和に暮らせるわけがないのだ。

役者が揃っているだけに面白くは観れました。リーダー格がいて、力を持ちすぎて、反抗が生じて、リーダーが変わって・・・という閉鎖的なサバイバルな状況で起きるべきことが起きて、とんまな会話が合間にうまいこと挟まれて、普通に面白い。
が、普通を出ないのが残念。この役者勢を観ると、もっと期待してしまう。大倉さん、もっと!八嶋さん、もっと!となっちゃうんですな。欲張りなんで。普段の生活が疲れてるんで(笑)。でも、この設定でどこへ行き着けばいいか?と考えると、妥当な結末かなとも思う。8人がどんどん殺し合いをして、そして誰もいなくなった状態にならなくて本当に良かった。そんな芝居腐るほどありそうだし。もめごとが起きても結局誰も死ななくて良かった。

芝居を観ていて思ったことは、世紀末救世主伝説・・・必要なのはそう!ケンシロウ。。。女子供を守れる強い男が必要なのだよ、こういう世界には。女、子供、老人、弱いものから死んでいく世界。でも、この舞台を観て思うのは、女こどもを守らなくてはいけない立場の男も辛いなってこと。腕力に自信がなければ、強いものに従うしかないもんね。奥さんがリーダーに狙われても黙って見て見ぬフリをしなければ、やり過ごせないでしょ。卑屈でもなんでも、生きていくってそういうことだよ。
サダヤマもさ、拳を振るうリーダーにはなりたくなかったんだよね。腕力に自信はあったでしょう。でも力にモノ言わせて人を束ねるのは、やっぱりイヤだったんだと思うよ。だってついこの間までそんなことをする必要のない文化的な社会で生きていたんだもの。誰かのために自分が自分らしくなくなる、そしてそのことが違う誰かを不幸にする、そんな状況から逃げた彼を誰が責められるだろう。

強い男は孤独なんだ!ケンシロウがあれほどまでに憂いを帯びた顔をしていたのを思い出して!あんなに多くの民を助け、悪を挫いた彼が何故あんなにも悲しげなのか!それはユリアに会えないからじゃないんだ!やってもやってもあふれ出てくる悪党。救っても救っても悲鳴の絶えない世界。そして暴力でしか活躍できない自分!!だからケンシロウは哀しいんだ!!!
・・・ふふ、全く意味のない力説をしてしまったわ(笑)。というわけで、すっかりケンシロウの孤独に想いを馳せてしまった日曜日。明日からまた地獄ですわ。ある意味世紀末な私の生活。ケ?ンと声高に叫んでも誰も助けちゃくれないよっと。がんばろ。
スポンサーサイト


















管理者にだけ表示を許可する


| HOME |


Design by mi104c.
Copyright © 2017 たまゆらのつぶやき, All rights reserved.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。