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山ん中の獅見朋成雄
舞城 王太郎
講談社 2007-03-15
評価

by G-Tools , 2007/06/08




凝りもせず、舞城。だって舞城ラブなんだもの。
これは、舞城ワールドで一番サラリーンとした本かも。意外っちゃぁ意外。物足りないような、これぐらいでいいような・・・惨殺シーンがあまりなくてよかった。でもヒトは喰ってた(笑)。

獅見朋成雄(しみともなるお)くんは中学生。代々、背中に立派な鬣(たてがみ)が生えるという不思議な家系。そしてオリンピックに出られるほど足が速い。でも、陸上ってランニング着るし、鬣見えちゃうし、だからオリンピック出ないで友人の中年男と遊ぶ!って思春期にありがちな優先順位の混乱をきたしてしまう。
そんな迷宮思春期真っ只中、何故か書道家の友人(中年男)モヒ寛と相撲をとって、山ん中で追いかけっこしていたら、突然馬に出会う。山に馬?と思って、追っていったらモヒ寛がアタマ潰して倒れてる!モヒ寛に暴行を加えたのはお前じゃないの?っていうあらぬ疑いかけられて、馬の存在が確かめられれば、疑いも晴れるやろってことで、1人山の探索が始まる。山の探索をしているうちに、不思議な部落にたどり着いて、そこでは不思議な文化が展開されていて・・・
人里離れた山の中で奇妙な風習で生きる人たち。トンネル職人、風呂職人、”盆”・・・この空間にとても心惹かれる。もっともっとここのことについて教えて欲しくなる。でも意外にあっさり。
”盆”っていう風習(?)、キレイな女性が器になるという、それって女体盛りじゃん!見事な下ネタですか?って感じなんだけど、なんだかキレイそうで気になる。器と食材、そこを究める感じがいい。
タブーなんだけどタブーだからこそ究極と言えるのかもしれない食文化”人盆”。
正直、もっとここの部落の文化なり風習なりつっこんで欲しかったなぁと思う。もっと広がりそうなのに、残念。

それにしても、舞城さんの小説に出てくる男はみんな普通にモテルよね?なんでだろ。モテル男しか描きたくないんだろうか。
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テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学



















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