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私が語りはじめた彼は
三浦 しをん
フィールドワイ 2004-05-25
評価

by G-Tools , 2007/06/08




タイトルだけではなんだかしをんさんらしくなくて、手探りで読み始めた。けど、読むほどに、このタイトルがしっくりとくる。1人の男をめぐる短編。それぞれが語る彼のこと。でも、実を言うと彼そのものはどうでもいいのだ。彼を中心に展開される人間模様なのだね。
川上弘美の『ニシノユキヒコの恋』みたいなこと。

1人の男の恋愛が、選択が、何人もの人の人生を狂わしていく。妻、娘、息子、義理の娘、教え子・・・みんな彼に愛されたがった。でもその愛を独り占めできないと分かったときの彼らそれぞれの選択。想いが届かないもどかしさ、みじめさ。そんな感情がしっとりと描かれています。

好きな章は、息子の章と、実の娘の婚約者の章。婚約者の章なんて、彼とはかする程度の接点だけど、この話が一番好きだな。しをんさんの小説は男性の一人称が似合う。
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テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学





やっぱり、「ニシノユキヒコ~」を思い出しますよね。
婚約者の章、私も好きでした!
*毎度ですが、トラバいたしました~。
【2007/05/11 23:50】 URL | つな #nfSBC3WQ[ 編集]














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