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そんなはずない
朝倉 かすみ
角川書店 2007-07
評価

by G-Tools , 2007/10/01



うまいうまいと女性の書評家たちが言ってました。確かにうまい、と思います。ディテールがすごい。何度も腹の底から、あぁとため息をもらしてしまうほど、細部をついてくる。
けど、なんだろう。あまり好きな内容ではないな。小説として楽しめるけど、好きではない。
それはきっと、この手の本(30代の独身女を描く、角田光代だ、絲山秋子だ、といった本)で描かれる女のタイプが問題だと思う。男性には読みにくいと思われるリアルな独身女本は自分が共感できるか、できないかで好き嫌いが分かれるんだな、きっと。
10年後には楽しく読める本かも。

30歳の鳩子と妹の塔子の物語。鳩子は8人目の男と婚約してたら逃げられて、おまけに勤めていた会社が潰れて、30歳にして、どん底。自分ではうまく生きてきたつもりだったのにここへ来てのていたらく。
一方、妹の塔子は鳩子と正反対。本当に欲しいものだけを手に入れる女。鳩子に言わせれば”青くさい女”だ。そんな塔子が欲しがった男が何故か、鳩子とくっついてしまい、姉妹でもめる。塔子の行動が恐ろしいけど、かわいそう。まっしぐらな感じが痛々しい。

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テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学



















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