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しゃばけ (新潮文庫)   ぬしさまへ (新潮文庫)


なにやら、ファンタジーづいてます。
年末に出先で手に取った『しゃばけ』が面白くって、続けて『ぬしさまへ』まで読んじゃった。それでも気持ちおさまらず『ねこのばば』に手を出してます。
いやいや、止まらない。描かれている江戸の世界が心地よくってなんとも幸せな気分。
『陰陽師』を一気読みしたときの感じです。

江戸の廻船問屋長崎屋の若だんな・一太郎は病弱な一人息子。両親に溺愛され、過剰な庇護の下暮らしている。この家には一太郎が5歳の頃よりそばにいる2人の兄やがいる。仁吉と佐助は今では店の手代としても立派に家にお仕えしているが、この2人にとっても何より大事は一太郎。だって、一太郎を守るために遣わされている妖(あやかし)なのだから。
この2人の妖がいるからなのか、一太郎の周りには妖がいっぱい。“鳴家(やなり)”という小鬼や付喪神など、一太郎は常に妖に囲まれている。
生まれた頃より病弱で床にいてばかりだった一太郎にとって、家の中に彼らがいるから退屈もしないし、外の情報を聞けたりする。だから一太郎は妖たちにとても優しい。




『しゃばけ』では、江戸で起きた不可思議な連続殺人の謎を追いつつ、一太郎の出生の秘密が明らかになる。滑稽な描写の中に人情ありでなんともいい。
一太郎の人柄とそれになついている妖たちがまぁかわいくってかわいくて、私は鳴家にメロメロになってしまった(笑)。でまた、挿絵がかわいいのなんの!柴田ゆうさんという方が描いてらっしゃるんですが、この小説にぴったり!一太郎の頼りないながらも温厚な人柄を見事に描いてるし、一太郎に群がってる鳴家たちの絵なんて、声にだしちゃったほどかわいかった。

『ぬしさまへ』は、一太郎の周りの人々が中心になった話がいくつか。幼馴染の菓子職人の栄吉や、仁吉、『しゃばけ』に出てきた気になるあの人の話など、かゆいところに手が届く作りとなってます。ちょっと外伝っぽいかな。

親や妖に囲まれて過保護に育っている一太郎が、自分の体の弱さをつくづく情けなく思っていて、みんなが自分に甘すぎることにも困っている。それで毎回自分で頑張ろうと思うんだけど、体がついて来ない。彼の悩みと周囲ののん気さがいいコントラスト。大店の一人息子の割りに性格が良くって、そんな若だんなをみんなが慕っている感じがほのぼのしてるんだよねぇ。
素敵な世界を描き出してます。素晴らしい!
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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌





観なかったんですよぅ。
気になってはいたんですけど、まだしゃばけを全然知らなくて。
うまく出来てたんですね、観ればよかった。
HPを見てみたら長崎屋の間とり図があって楽しかったです。
仁吉が谷原章介ですか。もっと色っぽい人が良かったなぁ。

なにやら続編も作りそうな感じですね。今度こそ見てみます。
【2008/01/11 16:50】 URL | momo #-[ 編集]
フジでやってたドラマも楽しかったですよー♪
momoさんはご覧になりました?
いいですよね、この世界。
【2008/01/10 23:13】 URL | つな #nfSBC3WQ[ 編集]














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