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あなたの獣
井上 荒野
角川グループパブリッシング 2008-11-29
評価

by G-Tools , 2008/12/24



前に読んだ『ベーコン』が面白かったので、2作目。と手に取ったところで、あら直木賞とってた人なんだ!と気づく。芥川賞の方しか記憶になかったのです。そうか、そうか。

一人の男。それもどうしようもない男の一生の愛について。こういう本、最近多い気がしますね。最近じゃないけど、川上弘美の『ニシノユキヒコの恋と冒険』とか、ほかにも最近読んだものにあった気がするんだけど、思い出せない。

この櫻田哲生という男を理解するのはとても難しい。なんだろう。なんなの?なんでこんな恋愛しかできない男になってしまったの?きっと、幼少期の継母の存在が大きいんだろうけど、それがこんな風に女の間でフラフラとしていて、存在感のない男を作り出しちゃうのかねぇ。
晩年の彼なんか、もう病気だよね、あれ。怖いわ?孤独だわ?
つうか、彼の人生って一体・・・

読んでいて気づくと自分の中でタイトルが『わたしの獣』になってるんだな。一人の男と何人かの女の関係性だから、”わたしの”の方がしっくりくるの。だけど ”あなたの”ってなっていることを考えてみる。そうするとね、ちょっと怖い気がする。いるの?こういう獣が此処彼処に?それとも近くの人の心の中に?う?ん、それは怖い。できれば出会いたくない。
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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌



















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