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少し変わった子あります (文春文庫)
森 博嗣
文藝春秋 2009-06-10
評価

by G-Tools , 2009/07/08





少し変わった本あります。
森さんの本の紹介にそのまま使えそうだわ、このタイトル。

これまで読んでいた森さんの本とは趣きの異なる小説でした。
私はとても好きです。

後輩から紹介された一軒の店。
その店は、いつも違う場所で営業をし、いつも違う料理を出す。看板も店名すらもない店。そして、一緒に食事をする女性をつけてくれる。女性もまた、同じ女性がつくことはなく、一期一会。名前やプライベートなことを聞いてはいけない。
一体、何を楽しむ店なのか?
その店を紹介してくれた後輩が失踪したことで、その店に行ってみることにした小山教授。
行けば行くほど、その店にはまってしまう。

果たして、その店で提供しているサービスは一体何なのか。サービス業ではないので、接待をしてくれるわけではない。どうにも普通の、むしろ地味めな女性が多い。しかし、共通しているのは、皆食べる様が非常に美しいということ。
店を訪れるたびに、彼女たちとの食事を通して、自分が心地よいと思う会話や、思考を発見する教授。そして気づいたその店の本質。

ただ静かに食事をしているその様子が、なんだかとても羨ましい空間に感じられます。それを羨ましいと思う時点で、私もまた、小山教授たちと同類なのか・・・。怖いような気もするけど、こんな店行ってみたいわ。
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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌



















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