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犬たち
柴田 元幸
マガジンハウス 2009-04-23
評価

by G-Tools , 2009/09/19




正直に言うと、私はこの本を理解できなかったと思う。
難しい。でも、そんな難しいことが書いてあったわけでもないと思う。
書かれていることをどう理解したらいいのか・・・それが人によって違うような気がして、自分なりの解釈がつかないまま、読み終わった感じ。

ある日突然狭い家の中に現われた黒い犬。
その犬は家の中だけでなく、家の借主である「私」をも侵食していく。
受容→共存→依存→服従→逃走と変化していく犬と「私」の関係。
その犬は、恋人を表しているようでもあり、家族を表しているようでもあり、そして「私」の内面を表しているようでもある。

私を混乱させるのは、主に章タイトル。そこから何かを読み取ろうとすると、たちまち見失ってしまう。なので、タイトルについては考えるのをやめよう。
作者の描写が上手いので、犬の質感や部屋に漂う犬の存在感、そういったものがすごくリアルで、「私」の孤独や劣等感も気が滅入るほど、伝わってくる。
希望のない暗い人生に突然入り込んできた”犬”。果たして、彼女は救いの天使か、破滅の悪魔か。はたまたただの幻想か・・・

ああ、やっぱりどういう気分で読むのがいいのか、よくわからない本だ。ちなみに私は暗い気持ちになりました、と。
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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌



















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