上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

上弦の月を喰べる獅子〈上〉 (ハヤカワ文庫JA)

上弦の月を喰べる獅子〈上〉 (ハヤカワ文庫JA)上弦の月を喰べる獅子〈下〉 (ハヤカワ文庫JA)
by G-Tools


久々の読書。
久々の獏さん。『シナン』を途中で放り出しておきながら、獏さんの違う本に手をつける。
これはタイトルから全く内容が推測ができない本。
果たして中身は・・・
驚いた??すごい本書きますな、獏さん。

勝手に名づけると、仏教SF。
螺旋蒐集家というなんとも不思議な肩書きのカメラマンと、岩手の詩人は、それぞれが幻想する螺旋の世界へ迷い込む。
螺旋をぐるぐる回るように、2本の線は1本になり・・・
たどり着いた地は、果たしてどこなのか?
現世なのか、夢なのか。

自分が何者か分からずに、その地に行き着いた男アシュヴィンは、海辺で出会った人間としばし暮らし、そして山頂の街を目指すことになる。そんなアシュヴィンの物語の合間に、”螺旋問答”なる、禅問答のような古文書的なブロックがあったりして、煙にまかれるように獏さんの世界に誘われます。


色即是空、空即是色なんて、般若心経の中の言葉が出てきたりするので、基本は仏教だと思いますが、獏さんは「天の世界を描いた」とあとがきで言ってました。
なので、これは壮大な天の物語なんです。

業を抱えた人間が死んだ後、どのように彷徨い歩くのか・・・

人はどこから生まれ、どこへ行くのか?


そんな壮大な人についての物語を描くSFです。
うーん、これで説明は合っているのか、かなり不安ですが、私はそういう本だと理解しました。

スポンサーサイト

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌



















管理者にだけ表示を許可する


| HOME |


Design by mi104c.
Copyright © 2017 たまゆらのつぶやき, All rights reserved.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。