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作:寺山修司 演出:蜷川幸雄
出演:森田剛 窪塚洋介 寺島しのぶ ほか


寺山修司はなんだかめんどくさそう・・・と昔から敬遠している作家なのだが、蜷川さんだし、あの窪塚洋介の初舞台だし、森田剛の芝居は結構好きだし、ということで、行ってみました。
劇場に入って、若干の後悔。わかってはいるんだけど、やっぱり客層がね・・・
しかも、隣の席の女がかなり不安な気配をかもし出している。
入ってくるなり、「なんか舞台白くない?」とか言いながら劇場内をキョロキョロ。
明らかに観劇のテンションじゃないし。
ま、Jのタレントが出てる舞台で客がキョロキョロしてるのなんて日常茶飯事なんだけどね。

そんで、オープニング。ステージ背景の美術扉から駆け込んでくる革命の旗手。「白夜のワルキューレ」かと思った。ステージの使い方そっくりでない?エンディングもここ使ってたんだけど、この演出、正直微妙。だって、観えない席結構あるんじゃない?あと、普通に道路歩いている人が見えると気持ちが萎える。
60年代の雑然とした大阪(だと勝手に判断)から、ポーンと現実の渋谷の町につなげるっていうのは面白い演出だとは思うんだけど。そこまで外見えないし。
そんで、そんな突然開いたステージの扉を見た隣の女たちが言ったこと、「空気の入れ替えじゃない?」。
あ?フラスコが煙いからね、ってんなことあるかい!ああ、突っ込みたい。しかし、そんな調子でこの芝居が終わるまで話し続ける気かい?と不安が増すオープニング。

ま、それは置いておいて、美術は圧巻でしたね。ネオンとか、いかにも大阪の下町っぽい雰囲気の街とか、すえた匂いが今にもしてきそうな舞台。さらに遠藤ミチロウさんのブルースが知らない60年代を演出してくれます。遠藤さんのことはよく知りませんが、”鳴き”がいいです!魂に響きます。
イカれた住人たちの構成もすごい。小人役者のお二方、前にも舞台で観た気がしますが、どの芝居だったか忘れてしまった。彼らの名前が公式HPとかに出ていないのが残念。


そして、楽しみにしていたキャスト陣はというと・・・
窪塚洋介、ここに復活!って感じですか?いや?想像以上の存在感。テレビや映画で気になっていた変なしゃべり方は抑えられていて、全然気にならないし、声が通っていてセリフの全てを聞き取れた気がする。何よりも、美しい!この人こんなに美しかった?近くに来るたびに見入ってしまった。
脆さを抱えたテロリストを見事に演じてました。いや?彼だけでも観る価値あり。
そんで、森田剛もゆるぎない演技力。役もあってたし、あいかわらず上手いね。ただやっぱり灰男(窪塚)にくわれちゃってるのは否めないけど、役柄的に仕方ない。

どうしても気になるのが、寺島しのぶ。何故18歳の役を?そのうち歳相応になるのかなと思ってたんだけど、18歳のままで終わりました・・・。あの?そんなに女優さんって不足してます?確かに、寺島しのぶなら安心してまかせられるでしょうよ。猥雑なシーンもゾッとするほど上手く演じてくれますよ。でも、どう頑張っても18歳には見えないよぅ。観てる方の気にもなってほしいと思った。そのシーンを純粋に観られないわ。
自らの中に流れる熱い血をもてあまし突き進む若きテロリスト。彼の革命に向いていた熱い血が彼女へと向かう。
それは彼女にもまた、熱さと若さと痛みがあるからでしょう?そういう少女なんでしょう?それが30後半の役者が演じる意味って何?わからん。


結論、窪塚はよし。作品は趣味じゃない。
寺島修司の描く猥雑さが好きじゃない。
そして、観劇に来るのはもちろん自由です。
だけど、マナーをなんとかしてください。
目当ての役者を見たくて観に来ている客ばかりではないことをわかって。
観劇中に身を乗りだしたり、舞台以外のところをキョロキョロ観たり、そのついでに人の顔を観たりとかしないでよ、隣のバカ女。気が散るっつうの。
あ?今回は席運が悪かったわ。前が通路のいい席だったんだけどね。めぐり合わせがね。


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テーマ:演劇・舞台 - ジャンル:アイドル・芸能



















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