上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

photo
料理長が多すぎる (ハヤカワ・ミステリ文庫 35-1)
平井 イサク
早川書房 1976
評価

by G-Tools , 2010/02/08





たまたま古本屋で面白そうなタイトルだなと思って手に取った本。
原題もなんだか粋。『TOO MANY COOKS』。
海外ミステリファンには有名なのかしら?ネロ・ウルフという探偵シリーズだそう。

これが面白い!恐らくポワロやシャーロック・ホームズが面白いのと同じ感覚?あんまり原作で読んだことがないから分からないけど、こちらのウルフシリーズもテレビドラマ化されているそうです。絶対面白いだろうな。

探偵は、グルメで巨漢のネロ・ウルフなんだけど、語り手は助手をしているアーチー・グッドウィン。このアーチーがいいんですの。身体が大きいからなかなか動かないウルフの世話をよくやいていて、会話も軽妙で、できる男なんですの。バカな女に引っかかったりもしないし、ドジだったりもしない。
彼の語り口の軽快さがグングン物語を引っ張っていってくれます。アーチー素敵。

今回の物語は、世界の一流の料理人が集まって行われる晩餐会が舞台。
”15人の料理長”が集まり、最高の料理で最高の料理人たちをもてなすこの恒例行事にウルフは主賓として招かれていた。ソース・プランタンという利きソースのゲーム中に起きた殺人事件。
料理人達の、人間関係やレシピにかける思いなどが巧妙に盛り込まれ、さらにウルフのグルメっぷりや、汽車嫌いなどが散りばめられて、物語は進む。
謎解きよりも、何よりもやっぱりアーチーのキャラクターが魅力。
巻き込まれていく状況への彼の不満の漏らし方とか、ウルフの描写とか、クスクス笑いながら読める本。

久々に海外ミステリーに触れて、小中学生の時に読んでいたアガサ・クリスティとかを読んだときの気持ちをちょっと思い出しました。たまにはいいですね、このジャンルも。
また、ネロ・ウルフシリーズを探してみようっと。

スポンサーサイト

テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌



















管理者にだけ表示を許可する


| HOME |


Design by mi104c.
Copyright © 2017 たまゆらのつぶやき, All rights reserved.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。