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マタタビ潔子の猫魂(ねこだま) (ダ・ヴィンチブックス)
メディアファクトリー 2010-01-20
評価

by G-Tools , 2010/02/22




ダ・ヴィンチ文学大賞を受賞した作品。
デビュー作とはいやはや・・・

冴えない派遣社員の潔子は実は猫魂を使える夏梅種(かばいだね)の血筋。しかし、当の本人はそんなことを知らず、毎日冴えない日々を送っている。その潔子の飼い猫メロは、まさにその猫魂で、潔子に憑依し、潔子によってきた”憑き物”を喰らうことで数百年と生きている猫だった。

そんなあらすじだけだとけったいなモノノケ話なんだけど、OLの潔子が出くわす日々の嫌なことっていうのが、私たちの日常にゴロゴロしていることで、それが悪霊の仕業だったていう面白展開。身のまわりにいる嫌な奴をメロがパックリと飲み込んでくれるのが気持ちいい。
イチイチうるさい潔癖症の上司とか、自分ばっか食うのに割り勘する同僚とか、結婚するのが世の中で一番幸せなことだと思っている同級生とか、うわ?いるよ、いるよっていう共感もできるし、潔子が心酔している占い師の言葉も結構面白い。

潔子自身が本当にダメな女っていうのがちょいイライラするけど、その分メロとのやり取りが引き立ってました。
文学って感じじゃないけど、エンタメ作品として、普通に楽しめる一冊です。

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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌



















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