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製鉄天使
東京創元社 2009-10-29
評価

by G-Tools , 2010/04/23





なんといっていいのか、難しい本だなぁ。
赤朽葉家の伝説』 が山から人への移り変わりを描いているとするなら、こちらは少女から大人への移り変わりを描いているような。

一瞬の煌めきや刹那的な衝動。時の流れとともに、抗えない変化・・・
何かが変わるときに感じる、焦燥感や切なさ、そういった感情が、独特のヤンキー小説風に描かれる。

鳥取のレディース”製鉄天使”。製鉄所の娘、小豆が引き入る族だ。
鉄を自由自在に操る鬼神の小豆。真っ赤なバイクにまたがり、ポニーテールに真っ赤なリボンが目印。
ないと知っているけど、あると信じたい”えいえんの国”に向かってひた走る。
しかし、ある日突然に大人になってしまう少女、小豆。
にごった目を隠しながら、中国地方制覇の夢を果たし、そして彼女らが向かった先は・・・

ちょっと文体が独特なので、あぁダメ・・・と思う人もいそうな本。
私はギリギリでした。ヤンキー風のしゃべりくちがどうも・・・。
でも、やっぱり目を離したくない。そんな世界を作り出すのには長けてる。
それはきっと自分たちの中にある、懐かしい感情をくすぐられるから。

それにしても、ラストはどうなの?
ん?なんだかオチつけられた気分。
どう咀嚼していいのか、戸惑った。
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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌



















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