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つくもがみ貸します (角川文庫)
畠中 恵
角川書店(角川グループパブリッシング) 2010-06-23
評価

by G-Tools , 2010/08/16




しゃばけシリーズかと思ったら、また別のお話でした。
最近、若だんな不足でさみしいな。鳴家(やなり)たちに会いたい。

とはいえ、こちらもつくもがみ達が活躍する妖怪ものなので、
似たような雰囲気ではあります。
こちらは、古道具屋兼損料屋、出雲屋を営むお紅と清次のお話。
損料屋とは、家具やら衣類やらを貸し出すお店。
自然、古い道具が集まる商売。出雲屋の中には、100年以上経って
つくも神となった古道具たちがいっぱい。
彼らは決して人間と会話はしないけれど、店の中でわいわい話をするので
お紅と清次はそれを聞いている。
つくも神たちの噂話を聞いて、清次たちが町の不可思議を解決していく。
そしてまた、お紅と清次の間の問題にもつくも神たちは興味津々で・・・


根付や屏風、水彩画に香炉・・・
良い物だから大事にされ、何年もの時を経てなお、壊れずにあることができる。
人に大切にされてきたからこそ魂を持つことができた付喪神ゆえに性根がいい。
噂話も好きだし、おせっかいだし、となんとも人好きのする妖怪たちだ。
妖怪の血もながれる若だんなが妖怪たちと仲良くしているのもほほえましいけど、
付かず離れず、適度な距離感で人と関係を持つこちらの付喪神たちも
なかなかに魅力的。
この作品はまた、清次のキャラクターもいい。
こちらもシリーズ化したら、読みたい物語でした。

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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌



















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