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ポトスライムの舟 (講談社文庫)
津村 記久子
講談社 2011-04-15
評価

by G-Tools , 2011/05/02




パワハラ、鬱、派遣社員、ワーキングプア・・・
なんともこの時代ならではの話です。
時代のリアルを描く小説って、好き嫌いが出ますよね。
小説は、違う世界を体験できるからいいのに・・・みたいなことで。
私も普段どちらかといえば、そうなんだけど、
この本は、なんかちょっとクールな視点が読みやすかったな。
感傷的じゃなくて。

小説で描かれるナガセやツガワのように
女一人、社会を生きている身にとって、
痛々しさや苦々しさはとてもリアルで、
身につまされるけど、生きるって大変だよね、って
素直に共感できた。

多少、物語中の上司のように
「コイツ、仕事できなそう」なんて思ったりもしたけど、
自分ができたからといって、みんな同じことが出来るわけではないんだ、
という、他者への理解を戒められた感じ(笑)。

面白いのは、「生きていてすみません」みたいな
低姿勢にもかかわらず、頭の中は結構のんきだったり、
無責任な思考が飛び交っていたりという、
やっぱダメな奴っぽい描写が息が抜けていいな。


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