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何というタイトル(笑)。
これは解剖学にいそしむ学生たちが解剖時に口ずさむフレーズ。
学生たちは、それだけでなく解剖のABCの歌を歌ったりしている。
なんてユーモラス。

まだ医学がすすんでいない17世紀。
ロンドンの私設解剖学教室では、6ヶ月の胎児がいる妊婦という
大変貴重な遺体を前に解剖が進んでいた。
そこへ、取締りの手がやってきて、あわてて遺体を隠す学生たち。

まだ解剖が学問として確立されておらず、
遺体がなかなか手に入らない当時、墓暴きから遺体を買い取って
解剖を行っているのだ。

そして、隠し場所の暖炉から出した遺体はなぜか四肢を切断された少年の遺体に変わっていて、
さらにもう一体、顔を潰された遺体も出てきて、一気に解剖学教室は謎に包まれる。

解剖学に熱意を捧げる師とそれを支える優秀な学生たち。
しかしこの崇高な解剖学教室を一歩出れば、
そこは貧しくすさんだロンドンである。
スリや強盗に合わずに道を歩けるのは奇跡のような街で
盲目の判事と美目麗しく優秀な学生たちが繰り広げる謎解き。

ミステリーの魅力は登場人物の魅力にも等しい。
このミステリーでは、この学生たちをはじめ、判事の仲間たちなど
魅力ある登場人物が多く出てくる。
扱ってるのが解剖じゃなかったら、コミックにしても見たいくらい。
そして、あちらこちらにちりばめられたどんでん返し。
何回も展開があって、なかなかに油断できない。
面白かったです。

読ませていただき光栄でした。



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