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これはペンです
円城 塔
新潮社 2011-09-30
評価

by G-Tools , 2012/04/18



一時、円城さんの本を書店で探し回ったことがあります。
なぜに、あの頃私の行動範囲の書店には円城さんの本が置いてなかったのか…
すごい不思議。。そういうことって往々にしてありません?

ま、そんな円城さんの本は、芥川賞のおかげで潤沢に置いてありました。


不思議な世界観でした。
でもこの理解しづらい世界はとても心地の良いものでした。
読んでいけばいくほど、文字にからめとられていくような、
文字の砂漠に埋まっていくような、そういう感覚。

そもそも
「叔父は文字なのです」っていう冒頭からしてむむっ!となります。
正直、頭のよくない私には果たして理解できたのかどうか。
表題作より、「良い夜を持っている」の方がわかりやすい物語であったのと、
この物語があったことによって、表題作の方もわかったような気になれた。

記号としての文字、記憶のための記号。
記号にまつわるお話なのだと私は思う。
人が対象を理解するとき自分の知っている”記号”を読み取って
その対象を理解するわけだけど、その”記号”の理解が
周囲のものと違っていた場合の恐怖や戸惑い。
そういうことを考えながらタイトルを考えると深い!

この本で芥川賞取っても良かったんじゃない?とちらりと思う内容でした。
次は、受賞作を読んでみようっと。

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