上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

暗いところで待ち合わせ
乙一〔著〕幻冬舎 (2002.4)通常24時間以内に発送します。

ずっと気になっていた乙一氏の本。
かなり慎重に1冊目を選んでみた。
結果。けっこう好き。

盲目で1人暮らしの女性ミチルとその家に隠れ住む孤独な青年アキヒロ。警察に追われ、この家にもぐりこんだアキヒロは息を殺し気配を消して、彼女と同じ空間に居続ける。一方ミチルはかすかな違和感から次第に確かな人の気配を感じるが、それでも気づいてないフリをして過ごす。
盲目のミチルがただただ家の中で丸くなって時間を過ごす様子や、アキヒロがひっそりとそんな彼女を見つめている様子。そういった密室での息を詰めるような雰囲気が心地よかった。

気配を感じる小説。特にどんでん返しとかがあるわけじゃないんだけど、ひっそりと変化していく2人と2人を取り巻く状況。静かな感じがいいんだよね。悪人が出てこなかったからかな、とても優しい印象。
アキヒロがそーっとガラスの破片を拾ってあげるところとか、手を差し伸べてあげる時々にホッとした。
小説としては稚拙なのかもしれない。でも、こういう簡単さが優しく響くこともある。

スポンサーサイト


















管理者にだけ表示を許可する


暗いところで待ち合わせ 乙一 幻冬舎 2002-04 売り上げランキング Book Review’S ~本は成長の糧~【2006/06/05 03:02】
| HOME |


Design by mi104c.
Copyright © 2017 たまゆらのつぶやき, All rights reserved.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。