上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

photo
まほろ駅前多田便利軒
三浦 しをん
文藝春秋 2006-03
評価

by G-Tools , 2007/06/09




直木賞受賞作。確かにこれが直木賞とはかなり意外。
でも私は好き。『月魚』に続き、男二人の不思議な友情。

東京郊外にある、まほろ市。この町で便利屋を生業にする多田。バツイチ独身1人暮らし。多田はある日、バス停で1人の男を拾ってしまう。高校の同級生だった行天だ。終バスが終わった冬のバス停に素足にサンダル姿で彼はいた。高校の時に変人として有名だった行天。高校の3年間で唯一「痛い」と一言だけ口にした行天。
そんな彼はうそのようにぺらぺらと話し、行天の家に転がり込んできた。成り行きで行天とともに便利屋業をすることになる多田の1年。
謎がいっぱいの行天と、心に傷を持つ多田が色々な仕事を通して、近づいていく。
まほろの町、駅前の雑踏や駅から離れた田舎の町並みを疾走する多田と行天。
多田と行天に興味はそそられるんだけど、イマイチ描写が足りない気がするのは気のせい?町の人たちから見ると不思議な二人。その不思議さが読者にとっても変わらない感じ。
それぞれの抱えてるらしき悩みだとか、問題だとかは見えてるんだけど、”多田”と”行天”のここがコイツっぽい!的な個性が物足りない。そんでもってこの二人が好き!というところまで達しないキャラが惜しい。
好きな作家さんだけに、もっとくれ!を願ってしまう。
シリーズ化してそこら辺、魅力的にしてくれると嬉しいなぁ。
スポンサーサイト


















管理者にだけ表示を許可する


| HOME |


Design by mi104c.
Copyright © 2017 たまゆらのつぶやき, All rights reserved.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。